二月の勝者/13集/109講/「子の背中にかける一言」の3つの条件

受験論

2021年10月15日 はれ ときどき くもり。

こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。

「二月の勝者 第13集」(高瀬志帆・小学館)、読み終わりましたか?
父は、2周目に突入です! 受験生とそのご家庭の追体験、しまくりです。

今回は、第109講についてです。
※第107講の父の記事はコチラ(「試験で緊張しない3つの方法」)からどうぞ!
※第108講の父の記事はコチラ(「絶対にやるべき3つの準備」)からどうぞ!!

第109講 「子の背中にかける一言」を考える

当日、親子で別れるその時に、

今までの努力を称える一言を、

その小さな背中にかけてあげる一言を、

考えておいてください…

黒木蔵人

黒木先生、親をとことん泣かせますね。すばらしい。

黒木先生もこう仰っていますから、

せっかくなんで父も、いまから考えたいと思います。

お子さんがまだ小6じゃない親御さんも、

「ゴールからの発想」ということで、

練習ってことで、

ご一緒にいかがですか?

ということで、

父の考える【「子の背中にかける一言」の3つの条件】を
書いていきたいと思います!

1.ピーキングに効果的な一言

せっかく長い間がんばっていらしたお子さんへかける一言ですから、

それを台無しにするような一言はいけませんよね。

親御さんの独りよがりになってもいけません。

いったんは、ドライに”考えて”いただいて、

「せっかくの最後のチャンスなので、お子さんの(発揮する力の)ピークがくるような一言」を

候補に挙げていただくとよいのではないでしょうか。

つまり「合格確率を1%でも高めるような一言」を。

ちなみに、難解な言葉だと、
子供の心にひっかかりすぎたり、
ひっかからなさすぎたりすると思いますので、
わりとシンプルな「もりあげる一言」がよいのではないでしょうか。

とはいえ、いくら科学的統計的には効果のありそうな一言だったとしても、
相手の心に響かないと意味が全くありませんよね!

そこで…

2.いつもそばで見てきた人だからこそ言える一言

いままでの頑張りや喜びや悲しみや

いろんなものを見守ってきた人だからこそいえる一言がよいと思うのです。

無味乾燥な文字の集合体に、いろんな思い出のスパイスをかけてやると、

一瞬にして彩り豊かな一言になるのだと思います。

例えば、

単に「おまえなら やれる」というより、

「あの夏の特訓を一緒に乗り越えたおまえなら 最後まで戦えるはずだ」と
具体的なエピソードを添えてやった方が、きっと響くと思います。

とはいえ…

子供によって、いろんなタイプがいますよねーw
燃える子。緊張しがちな子。などなど。

そこで…

3・お子さんに合った一言を

親御さんを称えるためや親御さんが泣くための一言ではありませんから、

やはり、お子さんの性格や現状にぴったりの一言にすべきだと思います。

いままでお子さんと苦楽を共にしてきたみなさんなら、

すーーっと自然に、お子さんの顔が浮かぶんじゃありませんか?

なんなら、何もいわずに抱きしめてやるのでもいいような気がしています。


※なんだか涙が止まらないので、
 「二月の勝者 第110講」は次回の記事で!
 またお会いできることを楽しみにしております。

     すべての受験生に幸あれ!!

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