2021年9月29日 はれ。
こんにちは。2ひきのねこ(長女と長男)の父です。
「どうしたら、子どもが自転車に乗ってくれるんだろう?」と悩んでいませんか?
この記事でご紹介する練習方法を実践すれば、誰でも自転車に乗れるようになるはずです。
なぜなら、運動能力普通の長女が、3歳の時に自転車(補助輪なし)に突然乗れるようになったからです。
今回は、第3話です。
※第1話をまだご覧になっていない場合は、「3歳児の長女が自転車に乗れるまで①」からチェックしてみてください。
※第2話をまだご覧になっていない場合は、「3歳児の長女が自転車に乗れるまで②」からチェックしてみてください。
要素③:バランス力
長女は、毎日の三輪車と食事で順調に①体重と②脚力を手に入れつつあったので、
次に必要だったのは
③バランス力
です。
自転車は接地面に対して「たった2点」で支えられており、とてもバランスが悪い物体ですから、
バランス力が是非とも必要なのは言うまでもありません。
加えて、長女はすでに十分な体格と脚力を手にいれてしまっていたため、
三輪車ではもはや窮屈になってしまっており、
そういった意味でも、そろそろ次のステップに進むべき時が来ていたのです。
そんなある土曜日、街中で、爽やかに自転車を漕ぐお姉さんをみた長女は、
おっきな じてんしゃに のりたーーい
と言いました。三輪車を毎日乗るようになってから、約1か月が経過していました。
父は、
転ぶと痛いよ~
と、少しおそろしげに注意喚起をしてみたのですが、
長女はめげることなく
ころんでも へいきーー♡
と、やる気十分の様子でしたので、
じゃあ これ乗ってみる?
と、ストライダーのホームページを見せたところ、
うん! のる!のる!
と、食いつきが半端なかったものですから、
すぐにストライダーX14を買いに出かけることにしました。
鉄は熱いうちに打て。
チャンスは誰にでもやってくるので、掴む準備がものをいいます。
STRIDER 14x
無事にストライダーを手に入れた長女を連れて、
翌日の早朝、父は、緩やかな坂のある公園へと向かいました。
早朝を選んだのは、人がほとんどいないので、迷惑をかけないからです。
ヘルメットとプロテクターを装着した長女は、ピカピカのストライダーに跨ると、
ちゃんと うしろを もっていてね
と、とても強い眼差しでパパに言うと、
スルスルと、地面を蹴り始めました。
最初はヨチヨチでした。
でも、10分くらいすると、長女が突然、
ちょっとだけ ひとりでやってみる!
と言いました。
父は、心中、「子供の成長力はすごいなあ」とひどく関心したのをよく覚えています。
しかし同時に、「倒れて泣いて、やる気をなくさないだろうか」と心配になったこともよく覚えています。
でもまあ、本人がやると言っているので、やらせてみて、見守るのが一番です。子供の好奇心を潰すのは、いつだって大人の恐怖心なのかもしれません。
父は、長女に向かって、冗談っぽく
骨は拾ってやるから 全力でいけ
と述べたわけです。
しかし、長女は、その言葉の意味がわかっていなかったので、
一瞬キョトンとした表情をみせましたが、
もう次の瞬間には、タッタッタと地面を蹴ったかと思うと、坂道をスー―――っと、両足をあげてストライダーとともに颯爽と進んでいました。
最初の1回目は、時間にしたら2秒くらい、距離にして5メートルくらいだったでしょうか。
「おっとっと」という感じで両足を地面に付けて、ブレーキをかけた長女は、坂のやや上にいるパパの方を振り返ると、
ニヤリ
と得意げな表情をみせるのでした。
それから毎日、長女はストライダー(ペダルなし)を楽しみました。
大雨の日以外は、毎日。
継続は力なり。
またまた余談ですけれど、父は、毎日ストライダーに伴走して走っていたため、ダイエットに役立ちました。長女にはとても感謝しています。
(つづきは、「3歳児が自転車に乗れるまで④」にお進みください。)
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