長女・年少クラス/新しいことを学ぶプロジェクト/スタート②

長女年少

2021年10月1日 あめ のち はれ。

こんにちは。2ひきのねこ(長女と長男)の父です。

「こどもが勉強してくれない」と悩んでいませんか?
この記事で紹介する「AMP(新しいことを学ぶプロジェクト)」を実践すると、子供が勝手に勉強をするようになります!
なぜなら、我が家で実践したら、たった数日で、長女が自分から「プリントやりたーい」とか「じゃあ、まずプリントやってから、一緒に公園行こうね」とか言い出すようになったからです。
この記事では、誰でも実践できるAMPの3つの「アクション・プラン」(つまり、具体的にやること)を、少し掘り下げてご紹介しています。
記事を読み終えると、誰でも簡単に実践できますので、ぜひ最後までお付き合いください。

3つの「アクション・プラン」

「アクション・プラン」は、次の3つです。

  1. 毎日、一定量のプリントトレーニングをし、繰返し的に定着を図りつつ、漸進的にレベルアップする(①エブリデイ・プリント・トレーニング
  2. 1日のスケジュールを、子ども自身が決めてみる(②セルフ・タスク・マネージメント)
  3. 決まった時間に早寝早起き。朝はプリントトレーニング、夜は趣味の絵本タイム(③早寝早起き)

※詳しくは、「長女・年少クラス/新しいことを学ぶプロジェクト/スタート①」からチェックしてみてください!

今回は、①エブリデイ・プリント・トレーニングを深掘りします!

「①エブリデイ・プリント・トレーニング」の全体像

絶対に効果の出る「プリント学習法」の全体像を、いきなりご紹介します。長女は日々進化しているので、超実践的です。

  1. 毎日やる
  2. 毎日、決まった量をやる
  3. できなかった分野は後日またとりくむ
  4. 一応できたけど定着していないものは繰り返す
  5. 定着的にできた分野はほんの少しレベルアップする
  6. 適宜エールをおくる

1.毎日やる

小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行く、ただ一つの道

イチロー

1 日練習を休むと、自分に分かる。2 日休むと、批評家に分かる。3 日休むと、聴衆に分かる。

イグナツィ・パデレフスキー

こりゃあ、毎日続けるしかありませんね

長女の場合、朝食を食べ終わったあとに、パパが

じゃあ公園行こうか!

と言うと、
長女は

えーーー プリントやってからにしようよーー

と言ってしまうくらい、
毎日やってます

2.毎日、決まった量をやる

人生は短いのではなく、浪費している

セネカ

空間と時間は、事物そのものに備わるものではなく、主観側に備わる能力である

カント

”時間”じゃなくて、
事物”そのもの”で、プロジェクトの進捗管理をする」ことをオススメします。

つまり、
「1時間勉強する」というモノサシよりも
「このプリントを理解する」というモノサシの方がいいのです。

「1時間勉強する」とのモノサシだと、「ぼーっとした1時間」と「思考の深みに達した1時間」が同じ評価になってしまうのです。んー、かなりいい加減なモノサシですよね。
「ぼーーっとした1時間」を過ごしただけで「学んだ気分」になって、「単に時間を浪費」していませんか?


「このプリントを理解する」というモノサシにした場合、「このプリントを理解する」という一義的なモノサシとなります。
「このプリント」を理解したのなら、「次のプリント」はやらずに、すぐに公園に行ってもいいわけです。
このプリントを「理解していない」のなら、次のアクション(3日後に復習するとか)に移ればいいだけです。

しかも、
毎日「決まった量」(一定量)にするとよいと思います。
その方が、子供も安心します。

長女は、この方法で、とっても集中していることはたしかです。

3.できなかった分野は後日またとりくむ

できなかった分野については、「すぐさま」やめて、「後日また取り組むファイル」に移動しておけばよいだけだと思います。必要があれば、「できるところまで戻る」のも効果的です。

長女の場合、父がやることは

  • まず、チャレンジしたことを褒める(見えない海に飛び込んだんですから、褒められて当然です。勇者です。)
  • 考え方の道筋の肝だけを5秒以内で呟く(経験上、「5秒以上」だと鬱陶しい。「語る」と鬱陶しい。聞いていないようで意外に聞いている、この天邪鬼め!笑)
  • できなかったプリントをそのまま「後日また取り組むファイル」に入れる(物理的に管理しています。現時点ではそれがベストだと判断。)

という流れにしています。

とても不思議なことなのですが、
なぜか、後日もう一度取り組ませると、必ずできるようになっているのです。

つい、せかしたり、口出ししたり、してしまいそうになるダメ親の「2ひきのねこの父」は、
次の言葉を大きく書いた紙を、壁に貼って、毎日眺めています。

やってみせ 言って聞かせて させてみて 誉めてやらねば 人は動かじ
話し合い 耳を傾け 承認し 任せてやらねば 人は育たず
やっている姿を感謝で見守って 信頼せねば 人は実らず

山本五十六

4.一応できたけど定着していないものは繰り返す

長女の場合だと、
例えば「ひらがな」は、ある朝「ああ、読めたなあ」と思っても、夕方に街中で出くわした看板の文字が読めてないことがわかったりするので、「ひらがなを覚える」みたいな感じのものは、定期的に「繰り返し」「振り返り」をしています。

どういうタイミングで繰り返すかは、忘却曲線の考え方が参考になると思います。
長女の場合だと、
(学習内容がどれほど体系的なものかなどにもよるのですが)概ね、「①翌日、②1週間後、③1か月後」を目安に、「繰り返しボックス」に入れて物理的に管理しています。

5.定着的にできた分野はほんの少しレベルアップする

「マスターしたなあ」という分野は、次回、ほんの少しだけレベルアップします。

「ほんの少し」だと、
たいがいは出来るので嫌にならないですし、
思考回路の復習になるし、
もし出来なかった場合にどうやって遡るのかのプロセスも発見しやすい
からです。

6.適宜エールをおくる

「モチベーション理論」は子供の学習にも応用できると思っています。

いわゆる「内発的動機づけ理論」からすると、

 ①学ぶことそのものの楽しさ
 ②学ぶことから得る満足感
 ③自己決定の感覚

という内発的動機づけが重要なのですけれど、

たとえ外発的動機付け要因であっても、賞賛などの言語報酬は悪くないわけです。

ですから、

長女の場合、プリントに一区切りがつくと、表彰状を渡すことにしています。

以上が、「①エブリデイ・プリント・トレーニング」についてです。

※次回は、②セルフ・タスク・マネージメントについてです。つづきは、「長女・年少クラス/新しいことを学ぶプロジェクト/スタート③」にお進みください。

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