2021年11月15日 はれ。
こんにちは!
「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。
地頭よくても悪くても合格しますけど、
「『地頭よい人』になれるなら、それも悪くねーなー」と感じている方に向けて、
この記事群では、
地頭の良い人をたくさんみてきた父が、
誰でもまじめに実践すれば「地頭よい人」になれるだろう方法を随時ご紹介したいと思います!
地頭よい人の7つの実態(復習)
さてさて、まずは前回の復習から。 (→詳しくはコチラからチェックお願いいたします)
地頭ふつうな人 | 地頭よい人 | |
①知覚対象の捉え方 | 分解 | ありのまま |
②知覚対象の記憶方法 | 記号として記憶 | 体験として記憶 |
③教わる事への反応 | 記憶する | 確認する |
④問いへの反応 | 問いに答える | 問いへの関心 |
⑤製作への姿勢 | 再現 | 創造 |
⑥学びのスタイル | 努力 | 遊び |
⑦取り組み姿勢 | 集中 | 没頭 |
前回は、「①知覚対象の捉え方」と「②知覚対象の記憶方法」でした。
今回は、「③教わる事への反応」と「④問への反応」です。
③教わる事への反応
例えば、学校の授業で。
地頭ふつうな人(優秀な人)は、
教わった記号をしっかりと覚えていくことができますね。
教わった記号をどれだけ正確に頭に刷り込んで、
どれだけ正確に吐き出せたかで、
成績ランキングが決まっていく感じです。
他方、
地頭よい人は、
先生の仰ることに「阿。吽。」。
あるいは、「先生的にはそういった感じなんだなあ、おもしろいなあ」。
はたまた、独自に「向こう側」を見つめます。
「こちら側の世界への投影方法を確認する」という説明が父的には近いような気がしますが、
うまく伝わっていなかったらすみません。
④問いへの反応
例えば、学校の授業で。
地頭ふつうな人(優秀な人)は、
しっかりと問いに答えていく感じですね。
勉強すればするほど精度があがっていく感じです。
他方、
地頭よい人は、
問いそのものへの関心、
例えば、
その問いはなぜ発せられるのかとか、
その問いから思考を発展させたりとか、
そういった関心をもちます。
どちらも問いに「まじめに」取り組んでいるわけですが、
味わい方が違いますね。
今回のまとめ
つまり…
学校でいうと。
地頭ふつうな人(優秀な人)は次のような流れだと思います。
先生が記号を述べる
↓
記号を知覚・理解する
↓
頭に刷り込む
↓
問いを認識・理解する
↓
記号を吐き出す
この流れの正確さとスピードが重要ですよね。
他方、
地頭よい人は次のような流れだと思います。
先生が記号を述べる
↓
その記号と自分の内なる世界とを照合する
↓
日本語での投影方法を確認する
↓
問いと自分の内なる世界とを照合する
↓
思考を広げていく
内なる世界の広さと濃度が重要になってくると思います。
かなりざっくりな流れですけど。
少し余談
この記事を書くにあたって、
パラパラと「地頭」本を何冊か眺めてみたんです。
感想を一言でいうと、
一般の人が自分を「地頭よい人」に
”見せかけるための本”だな
という印象です。
「フェルミ推定」がどうとか、「●●思考法」がどうたらとか、
それって、地頭そのものを鍛える方法じゃないので…。
…そんな余談はさておき、
次回は、「地頭よい人の7つの実態」(後編)に進んでいきたいと思います!
いつもお付き合いくださって、ありがとうございます!!