news review/東大合格者数が10年で6倍以上に。

記事レビュー

2022年6月3日  はれ。

こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」のです。

・・・

横浜翠嵐高校が、ここ10年間で、東京大学合格者数を7名から44名に躍進させているようなのです。

大躍進

今年の東大の現役合格者数は、44人で全国10位にランクイン。もともと県内有数の進学校ではあったが、00年の東大合格者数は1人。10年前の12年は7人に伸びたが、ベスト10に遠く及ばない66位だ。着実に力をつけ、今や開成、桜蔭といった私立の名門校や都立トップ校の日比谷に引けを取らない存在感を放つまでになった。

AERA dot.(元記事は→コチラ

意識改革

入学が決まった中学3年生を「0(ゼロ)学年」とし、3月の入学者説明会で意識改革を呼びかけるところから始まる。

同上

そうすると、この入学説明会で何が語られているのか、気になりますよね?

調べてみると、横浜翠嵐高校が入学説明会で配布している資料の2016年3月版を掲載した週刊新潮の記事を載せているカナガクというページ(→コチラ)(※安全なサイトかどうかなどは確かめていません)がありました。

骨子を抜粋してみたいと思います。

1 日常の学習について

(1)家庭学習は、平日(2+学年)時間、休日(4+学年)時間

(2)塾や予備校に行く必要は一切ない

2 進路希望について

(1)高い目標をもつ

(2)東大は目指せる

(3)幅広く、高い教養を身につけよう

週刊新潮(カナガク)

父の感想は次の通りです。

・家庭学習については、父は高1のときにはこんなにやっていなかったので、「す、すげーや!」と驚嘆しました。

塾や予備校に行く必要は、ほんとにないと思います。タダにしてくれるところが沢山あるから、気晴らしに行くのはよいとは思うけれど。
 「どこそこの塾は東大の合格率が高い」というような話を聞くとついつい行かせたくなる(行きたくなる)のが性(さが)なのかもしれませんが、そもそも母集団を見てみたら「その塾に通っていようがいまいが合格する人たち」がわんさか含まれている可能性がとても高いと思います。さも「そこの塾でしか入手できない情報がある」かのように思わせる人がいますけれど、冷静に考えたらそんな情報があるはずないのですから、むしろその人はかなり怪しい人ですね(笑)。

・目標をもつことは必須だと思います。

・東大合格は決して高い目標ではないと思います。むしろ、世界に目を向けてみるのも、いいのではないかと思ったりします。

・幅広く、高い教養を身につけることは、とても望ましいことですよね! 「何になるか」ではなくて「何をするか」が重要なわけですから。

・・・ということで、横浜翠嵐高校が推奨している方針は、良い意味で普通の方針でした。

タイトルとURLをコピーしました