news review|開成の考える「対応力」

1.13.09: versatility 記事レビュー
1.13.09: versatility

2023年5月27日 くもり

こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」のです。

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「『教わった内容を自分のものにして自分の力で問題を解くこと』に時間を使うことが重要」(元記事は→こちら

1回目の変化は?

開成中学校の出題内容を見ると、大きな傾向の変化が2回ありました。1回目は1996(平成8)年。それまでは算数の大問が4題から5題程でした。そして、勉強を見るような問題の割合が多かったのです。この傾向から大きく転換し、大問3題または4題の形式にして、解答用紙の解き方を書かせるスペースを大きくとるようになりました。加えて、問題の数を減らした分、頭を使う問題を増やすようになりました。

同上

平成8年ですか。東大の円周率の問題よりも前ですね。

素敵な変化です。

2回目の変化は?

2001(平成13)年で、そのタイミングでは国語の出題内容が大きく変わりました。それまでは、記号選択や該当箇所の抜き出し、要約などで解答する問題が多かったのですが、この時期からすべて記述式に変わりました。さらに、読解問題を2題出題していたのを1題に減らして、読み込む文章も一気に長くなりました。

 つまり、初見の文章をじっくり読み取る力も重視されるようになりました。子どもたちに馴染みがないような文章が出されるようになったことも特徴です。恋愛を題材にした小説が出されたり、海外文学の翻訳が出されたり。いろいろな文章に親しんだ経験が問われていると感じます。

同上

より深く、という感じですかね。素敵な変化です。

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