newsレビュー/中学受験頻出の題材は、納得の内容

記事レビュー

2022年3月15日  はれ いちじ あめ。

こんにちは、「2ひきのねこ(長女と長男)」のです。

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朝比奈あすかさん

朝比奈あすかさんは注目されている作家で、その作品である「君たちは今が世界」と「人間タワー」は、2020年の中学受験で、開成中学、海城中学など10校以上の国語問題で出題されたようです。

小学生の繊細な心理の描写には、うならされます。

就学前なら親が、就学後ならお子さんが、目を通しておいて損はない作品群ですね。

さすがに話題になっている様子で、「君たちは今が世界」はAmazonで「発送まで1~3週間」という状態で品薄です。

翼の翼

難関中学の入試問題で頻出される作家の一人としても知られる朝比奈あすかさん。2021年に上梓した『翼の翼』(光文社)では、ひとり息子の中学受験に熱中する母親を描き、話題となった。

Yahoo!ニュース/PRESIDENT Online(元記事は→コチラ

朝比奈さんは、ご自身も(お子さんの)中学受験を経験されているようです。

だからこその、内容のリアリティーさ。

自分も同じことをするかもしれない

周りの友人たちからも「読んだよ」という感想をもらっています。主人公である母親の円佳(まどか)は息子に塾で一番上のクラスに入るようプレッシャーを与え続けたり、息子がケアレスミスをするとなじったりする…(中略)…感想を聞くと、「自分も円佳と同じことをするかもしれない」と共感してくださる声も多くて。

同上(作者談)

共感できる内容だからこその話題作なんでしょうね。

親には子を導く力が「ないかもしれない」

親はつい子を導かなきゃいけないと思ってしまうけれど、もしかすると、導ける力がないかもしれない。そういう視点に立って、カッとなってしまうときこそ、自分の中にも未熟な部分、子どもの部分があると気づけるといい。

同上

これはドキっとしますよね。

親が自分自身のことを見えているのか、という問題。

…そんなこんなで、なかなかの作品です!!

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