中学受験は 是か非か!? #3(東京の場合)

受験論

2021年10月6日 はれ。

こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。

中学受験って、ぶっちゃけどうなの?」と悩んでいませんか?
この記事では、我が家の「中学受験は 是か非か」論争を赤裸々にご紹介します!

おおいに参考にしてみてください。

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※「2ひきのねこの父」の受験体験については、「中学受験は是か非か!? #1(父の場合)」からチェックしてみてください。

※「2ひきのねこの母」の受験体験については、「中学受験は是か非か!? #2(母の場合)」からチェックしてみてください。

高校の進学実績は とても重要

いきなりですが!

高校の「大学進学実績」は、とても重要です!

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なぜなら、

高校の目標は、概ね、「①豊かな人間性、創造性及び健やかな身体を養うこと」、「②個性に応じて、一般的な教養を高め、専門的な知識、技術及び技能を習得させること」、「③個性の確立と、社会についての理解と健全な批判力を養うこと」です(学校教育法51条)。

そうしますと、

高校選びにおいては、その子供の個性にあった教育」を提供できる高校を選ぶことが最も重要なのだと思います。同じくらい最重要なことは、「その高校が、どういった人間性や創造性を育もうとしているのか」です。これらは、その高校の、教育理念や教育ビジョン、歴史や伝統や校風によって、様々です。こういったことこそが、その学び舎で多感な時期の多くを過ごす子供にとって、とても重要なことであることは、間違いないはずです。
ですから、「どういった校風や理念の高校であり、そして、それはその子供の個性にあっているのか」を、高校選択の最重要課題にすべきだろうと、父は思っています。

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だからこそ!

ある程度客観的な「教養や知識」といったようなもの、つまり大学進学実績などで測れるような部分は、少しでも数値の高い高校の方が断然良いことになるはずです。このことは、教育理念や校風に対する「理解だとか、愛着だとか」が弱くなればなるほど顕著です。

つまり、

校風だとか理念だとかに強い愛着があるのなら、数値的なものなんかくそくらえで学校選びをした方が幸せになる可能性が高いと思います(父の大学選びが、そうでした)。

でも、そうでない限りは、少しでも数値的なものが高い高校を選ぶ方が幸せになる可能性が高いのだと思います。

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だからこそ、

どれだけ良質な『教養や知識』を与えてくれるか」(それをほんの少し推測できそうな数値的なもの)がとても重要なのだと、父は思うのです。

東京は 進学実勢の高い公立高校の層が 圧倒的に薄い

さて、以前にもご紹介した「東大+京大+国公立医学部 合格者数ランキング」ですが、

上位30校に、「東京の公立高校」はいくつ出てくると思いますか!?

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なんと、27位の日比谷高校、ただ1校です。

私立が5校(開成、麻布、桜蔭、海城、駒場東邦)、国立が2校(筑駒、学芸大附)ですから、

東京の公立高校の層の薄さが際立っています。

(なお、地理を東京・千葉・神奈川に広げても、状況は好転しません。)

 ※参考URL:「東大+京大+国公立医学部 合格者数ランキング」(NIKKEI STYLEの記事)

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つまり、

東京の公立高校の選択肢が極端に少なすぎるということです。

校風やら、子供の個性との相性やら、
本当に中心的に吟味しなければならない、大学進学実績以外のこと」に目を向ける余地が少ないのです。

子供が日比谷LOVEなら全く問題ありませんが、
そうでない場合、どうするのでしょうか…偏差値だけで学校を選ぶのでしょうか…。

中学受験は 選択肢が 広い

他方で、
私立中学(国立中学)受験なら、選択肢の幅が広いです。
わが子が「行きたい」と思える学校を選べるチャンスが、圧倒的に広いです。

だったらもう、中学受験を前向きに検討しない道は、ありませんよね!?

もちろん、これは関東圏での話ですし(我が家も引越の可能性がある)、本人のやる気や状態の問題が一番重要ですし、そういった意味では結果的には「中学受験をしない」という結論も全然ありうると思います。そういった意味で、我が家は「予定」なのです。

※中学受験に対する母の意見については、こちら(「中学受験は是か非か!? #4(母の場合)」)からチェックしてみてください!

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