ドラマ二月の勝者/第7話/点数をつけられて生きていく

受験論

2021年11月28日 はれ。

こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」のです。


ドラマ「二月の勝者」第7話、いかがでしたか?


  「すごいカードが欲しいよ」(石田王羅)

  家庭環境はいろいろ。
  そして子供は、徐々に自分の家庭環境がぼんやりみえてくる。

「2ひきのねこ」の父母夫婦が「漫画『2月の勝者』」を読むことになった経緯については、
コチラ(「中学受験は是か非か!?#5」)からチェックしてみてください。

点数をつけられて生きていく

どのみち点数をつけられて

生きていくんだよ~

橘勇作(池田鉄洋)

「点数をつけられて生きていく」という部分は、正論ですね。

「人生には点数がつきもの」と

思っていた方がいいし、思っているくらいがちょうどいい。

数値は、ある程度客観的だし、ある程度効率的だし、ある程度公平ですから。

例えば、入試では、「テストの点数一発勝負」が比較的客観的で効率的で公平だと思っています。

言語データも重要だったりする

とはいえ、

定量的な数値データには限界もあります。

「あの人は優しい」とか、数値じゃなくて、定性的な言語データでしか”上手に”扱えないものがあるのです。

それに、数値データだけだと、

因果関係はわからずに相関関係しかわからないことは非常に多いし、

相関関係すら分からないことも少なくありません。

数値に意味を見出すのも人間だし、

数値を付けるのも人間だし、

数値を使わないのも人間。

そういう意味で、橘先生の「どのみち」って部分はおそらく間違いで、

点数をつけられるばかりの人間もいるけど、

点数をつける側の人間もいるし、

点数とはほぼ無関係に生きている人間もいる。

数値を使う側になる

ぼくらは、数値に「使われ」たらダメで、

数値を「使う」側にまわらないといけないのだと思います。

人間として賢く生きていきたいのであれば。

むしろ、学ぶことの意義の一つが、そこにありますよね?

無知ってずいぶん損なんです。

え!? そんなことないって?

ん~、損してることに気づいていない人は、ある意味幸せかもしれないけれど。

ちなみに父は、どんなテストを受けるときでも、

「出題者よ、わしを楽しませられるかな?」

と、むしろ出題者を評価する気持ちでワクワクして臨んでいます。

さておき、
中学受験云々は全く関係なく、
学ぶことの重要性を再認識させてくれた「二月の勝者」よ、
さんきゅ~。

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