問題集は【絶対に】解いてはいけない

教材

2021年10月22日(金) くもり のち あめ。

こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。
今日は一段と冷えそうですので、体調管理にはお気をつけください。

さて、
問題集に、時間がかかりすぎる!!試験に間に合わない!」
と悩んでいませんか?
この記事を読めば、問題集をマスターする時間が半分になります!
この方法は、「2ひきのねこの父」自身やその生徒たちが、各種試験で繰り返し実績を重ねてきた手法なので、超おすすめです!!

凡人が平凡なことしてたら、いつまでたっても天才に追いつけませんよ!?
亀がターボ積んでも、まったく問題ないわけです。

問題集を 何のためにやっていますか?

「問題集に取り組む目的は?」とお聞きすると、おおきく2つの答えがかえってきます。

実力を測るため

解けるようになるため

そして、「実力を測るため」(つまり自宅模試的)に問題集を使うのは、基本的には1~2回程度かと思います。

そうしますと、問題集に取り組む目的は、「解けるようになるため」であると言っても過言ではないでしょう。

問題集は よみものです

そうしますと、

問題集を「解く」必要はまったくないことになります。

つまり、

問題集を「読む」のです。

問題集を参考書代わりにすると言い換えてもいいと思います。

いわゆる本当の「参考書」が「ひとまずの内容の理解」のための本だとすれば、

「読む問題集」は「問題を解けるようになるためのプロセスを習得する」ための本です。

「問われ方」を知る本、と言ってもいいかもしれません。

問題集を「読む」方法

問題集を読む方法の基本形は、次のとおりです。もちろん、いろんなアレンジが可能です。

  1. 問題集を手に入れる
  2. 「問題そのもの」に「考え方の道筋」と「答え」を直接書き込む
  3. 「2」を何度も「読み込む」

たったこれだけ。

ポイントは、「単に答えがあっているかどうか」ではなく、「そういった問題」について「考え方の道筋を追えているかどうか」です。

道筋が追えていれば1回でいいし、追えていないのなら100回1000回でも読むべきです。

「読む」ことが「解く」ことより優れている沢山のこと

解く読む
時間の使い方
「勉強しているようにみえる」ことに
満足してしまい、非効率的

できるようになる」ことに向かって
一直線に進むので、効率的
メンタルへの影響×
「わからない→できない→自分はダメ
という悪循環になる

「わかる→できる→自分はすごい
という好循環になる
姿勢への影響
正解すること」を追い求めてしまう

思考プロセス」を重視するようになる

こうやって比較してみると、
「解く」ことなんて、無駄とマイナスの塊ですよね。
子どもに「解く」ことを強要するのは、苦行を強いるようなものだと思います。

そろそろ、「解くことの無駄さ加減」と「読むことにメリットが多い」ことを、
わかっていただけたのではないかと思います。

問題集に取り組む もう1つの目的

なお、

問題集に取り組む目的は、実はもうひとつあります。
むしろ、この目的が最も重要なのではないかとも思います。
それは

考え抜く力を養成するため

です。
たった1つの問題を、3日でも10日でも1年でもかけて「考え抜く」のです。
そのための問題(集)は、前述の「読む」ための「”基本のキ”問題集」とは別物です。


実社会には答えのない問題の方が多いですし、
ましてやAI時代には、さしあたり「答えらしきもの」は
もうわかっていたりします。

そんな21世紀を生き抜くためには

  • 思考しつづける
  • 関係や意味をみつける
  • いたり見たりする
  • 説明できる
  • 新しいものを作り出す

が重要になってくるのではないでしょうか。

そういった「本当に必要なこと」のための時間を作り出すためにも、
「”基本のキ”問題集」は、さっさと読んで、
さっさとマスター
しましょう!

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