2022年1月21日 はれ。
こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。
今日は、【お子さんが平仮名に興味を持ち始めた頃】にオススメの、
「なぞなぞえほん」シリーズ(★★★★★)をご紹介します。
子供が自ら「ひらがな力」を伸ばしていってくれるので、いろんな意味で「ありがたや~~」な絵本です。
作者は「中川李枝子」さん 絵は「山脇百合子」さん です
中川李枝子
旧姓は大村。北海道札幌市に生まれる。4歳の時東京の祖父の家に移り、小学3年生までの幼少時を過ごす。その後一時札幌に疎開した後、戦後間もなく父とともに福島市へ移り、高校2年の時に再び東京に戻る。東京都立高等保母学院(現・都立高等保育学院)卒業。保母として働きながら執筆活動を行い、1962年『いやいやえん』で厚生大臣賞・サンケイ児童出版文化賞・野間児童文芸推奨作品賞・NHK児童文学奨励賞、1980年『子犬のロクがやってきた』で毎日出版文化賞、2013年菊池寛賞、ほか数々の賞を受賞。その後も実妹の画家・山脇百合子(旧姓・大村)とコンビで、数多くの作品を発表。代表作に『ぐりとぐら』『そらいろのたね』『ももいろのきりん』など。エッセイ集に『本・子ども・絵本』がある。また、作詞家としても1988年公開のアニメ映画『となりのトトロ』のオープニングテーマ『さんぽ』 や『まいご』等数曲のイメージソングの作詞を手掛ける。
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へー、「さんぽ」の作詞をされたんですね!
ふむふむ。そういえば「ぐりとぐら」の著者も中川さんですよね。
あれ?
「なぞなぞえほん」(中川李枝子作)と「ぐりとぐら」(中川李枝子著)の絵が似ているなあ…まあたしかに両方とも中川さんが関わっているし…いや、でも、中川さんはあくまで作者や著者であって、絵に関しては「なぞなぞえほん」は山脇百合子さんで、「ぐりとぐら」はおおむらゆりこさんで、別人だなあ…だのになぜ絵が似ているんだろう?
…と思ったら!
↓
山脇 百合子
日本の絵本作家、挿絵画家。結婚前の姓は大村。東京府出身。東京都立西高等学校、上智大学外国語学部フランス語科卒。同校在学中から『いやいやえん』(絵本)の挿絵を手がける。1967年『ぐりとぐらのおきゃくさま』(福音館書店)で厚生大臣賞受賞。2013年、菊池寛賞受賞。他受賞多数。『ぐりとぐら』は英訳もされている。中川李枝子は実姉。
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なるほど、おおむらゆりこさんと山脇百合子さんは同一人物なんですね! しかも姉妹! 素敵な姉妹ですねえ。
しかし、よく読み返したら、中川さんの説明の中にそれらしきことが書いてありました。
自分のほしい情報「だけ」を読んでしまう人間の性(さが)は、人生にとって、良いときもあれば悪いときもありますね。
…余談がすぎました!本題に戻ります!
出版社は「福音館書店」です
東京都文京区に本社を置く、児童書を中心とした出版社である。
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もはや、絵本の宝石箱のような会社(←勝手なイメージ)。
おすすめは 2~5歳 です
1歳でもいいでしょうし、6歳でもいいでしょうし、
つまりは「平仮名に興味を持ち始めた頃」がベストです。
そうすると、自ずと【2~5歳くらいがちょうどよい】ということになるのではないかと思います。
ちなみに、出版社的には「4才から」ということのようです。
長女は、「3歳前半に少しだけ興味を持ち、3歳後半にハマる」、という感じです。
なぞなぞの絵本です
タイトルの通りですね。
絵本を開くと、
右側の頁に「なぞなぞ本文」が書いてあり、
左側の頁に「その挿絵」が描いてあります。
本文は中川さんで、挿絵は山脇さんですから、
もう、なんというか、素敵なんです。
ぐりとぐらがなぞなぞを出してくれているというか、トトロがなぞなぞを出してくれているというか、なんにしたって、子供だけでなく親も大興奮なんですよ笑。
で、
この「なぞなぞ」ってのがポイントなんです。
子どもは、なぜかなぞなぞが好きです。
ですから、子供が自分から読みたがるんです。
きっと得意気に「ねえねえ、~~ってなあんだ!」と出題してくれますよ。
え?それの何がいいかって?
なぞなぞを出すには平仮名を読めないといけませんから、
子供が「なぞなぞを出題したいが一心」で平仮名を学びたいと自分で思うようになるってことです。
サイズが 素敵
サイズが大きいと、子供が自分で持てませんから、
このサイズは、実によく考えられているとおもいます。
3歳児が楽々一人でもてる「手のひらサイズ」で、「重さは109グラム(我が家で実測)」です。
しかも、親的にもありがたくて、「電車でおでかけ」のときなどに、バッグにひょいっと入ります。
長女の平仮名力は本書のおかげ
長女の「平仮名力」が「たどたどしい→すらすら」に成長したのは、
「なぞなぞえほん」のおかげだと思っていますので、
みなさんにもとてもオススメです。