2021年9月30日 くもり のち あめ。
こんにちは。2ひきのねこ(長女と長男)の父です。
「こどもが勉強してくれない」と悩んでいませんか?
この記事で紹介する「AMP(新しいことを学ぶプロジェクト)」を実践すると、子供が勝手に勉強をするようになります!
なぜなら、我が家で実践したら、たった数日で、長女が自分から「プリントやりたーい」とか「じゃあ、まずプリントやってから、一緒に公園行こうね」とか言い出すようになったからです。
この記事では、誰でも実践できるAMPの「アクション・プラン」(つまり、具体的にやること)を3つ紹介しています。
長女の 学び意欲の爆発
2021年5月5日こどもの日。この日、長女の「学び意欲」に大きな変化が訪れました。
窓の外は、少し曇り空だったと思います。
朝の光とともにまもなく目覚めようとしている長女に、いつものように父は語り掛けました。
おはよう 今日もとてもいい一日になるよ?
ところで 今日は なにをする??
いつもなら
「うーん、水族館いきたーい」とか
「滑り台の公園いきたーい」とか
「絵本たーくさんよみたーい」
という返事が来るのです。
しかし、
この日の長女の口からは、意外な、抽象的な、そして決意に満ちた返事が返ってきたのです。
あたらしいこと したいっ
長女にとって新しいことは この世の中にあふれていますので、
その真意を尋ねてみると、
どうやら、「新しいことをたくさん学びたい」ということのようでした。
少し驚きましたけれど、
長女は、学ぶということについて、喉が渇きに渇き、
ついには、「学びたい意欲」が爆発したのだろう、
と(勝手に)理解しました。
なんであれ、基本的には「子供がやりたい!」と思う時を待った方が、結果的には近道なんだと思っています。たとえそれが、「いわゆる普通」よりも遅いスタートだったとしても。
長女の「学び環境」をCHECKしてみた
長女の「新しいことを学ぶプロジェクト」(AMP)を素敵に計画するために、
まずは「現状をCHECK」してみると、次のような感じでした。
- 学習内容が場当たり的
- 学習スケジュールは無いに等しい
- 生活サイクルが緩い
わりとユルユルですね。「新しいことを学ぶプロジェクト」(AMP)を進めたいのであれば、いずれも改善が必要なようです。
ACTION → PLAN
そこで、
さきほどの改善点を踏まえて、次のような「計画(PLAN)」を立ててみました。
- 学習内容:今日の自分にとってほんの少しだけ負荷のかかる内容(漸進性・過負荷の原則)
- 学習スケジュール:毎日欠かさず反復学習する(反復性・可逆性の原則)
- 生活サイクル:「早寝早起学習」を習慣にする(寝る子は育つの原則)
1 漸進性・過負荷の原則
既にできることを繰り返していても、原則として、成長しません。
成長したいのなら、今の自分にとってホンの少しだけ重い負荷をかけて身体を反応させる必要があるのです。
しかも、その負荷は、日々、徐々に増していくことが重要です。
とはいえ、大幅な負荷増加は基本的には不要だと思います。
よく言われる話ですが、1.01の365乗は約38ですから、毎日1%の成長で1年後には38倍にも大きくなるわけですから。
つまり、
「昨日より、ほんのちょっとだけレベルアップした課題」に取り組むってことです。
2 反復性・可逆性の原則
成長を確実なものとするには、学習を定期的に繰り返す必要があります。気まぐれに取り組んでも効果はうすいものです。
しかも、長期間取り組んで得た効果は減退しにくいので、学習は毎日継続していくことが重要なのです。
とにかく毎日繰り返す。やらないと何だか「こそばゆい」というくらいに。
3 寝る子は育つの原則
一定のリズムで早寝早起きを繰り返すと、
効率的な睡眠を確保できますし、
日中の生産効率を高めることもできます。
つまり、朝の学習が楽しく充実したものになるのです。
しかも、そのサイクルを子供自身がコントロールすれば、
早寝早起きの素晴らしいサイクルのできあがりです!
Action plan(行動計画)をつくりました
以上の3点を踏まえ、次のような「3つのアクション・プラン」をつくりました。
- 毎日、一定量のプリントトレーニングをし、繰返し的に定着を図りつつ、漸進的にレベルアップする(①エブリデイ・プリント・トレーニング)
- 1日のスケジュールを、子ども自身が決めてみる(②セルフ・タスク・マネージメント)
- 決まった時間に早寝早起き。朝はプリントトレーニング、夜は趣味の絵本タイム(③早寝早起き)
そして、2021年5月5日以降、このプランを実行に移していったわけです。
(次回はいよいよ計画始動です。つづきは、「長女・3歳児クラス/新しいことを学ぶプロジェクト/スタート②」にお進みください。)
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