news review|”努力次第で御三家合格”は嘘

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2023年9月17日 はれ

こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」のです。

・・・

「『遺伝が学力に影響をする』──それは多くの人がうすうす感じていたことだろうが、口にしてはいけないことだったのはなぜか。」(元記事は→こちら

「普通の子も鍛えていけば御三家に入れる」の真相

「うちは勉強が得意じゃない子でも鍛えていけば、早慶や御三家に合格させられると考えています」と話す塾の経営者もいる。

 しかし、この経営者はこうも付け加えた。「もちろん、まったく勉強に向いてない子は無理です。あくまでも普通の子をターゲットにしています」

 ここでいう「普通の子」というのは「中学受験の普通の子」である。『二月の勝者』でも語られているが、中学受験は全小学生のうちの学力上位20%の子どもたちの間での競争だ。

 四谷大塚の偏差値50の生徒を「普通の子」だとして、それは全小学生のうちの上位20%までの子どもの中間、つまり上位10%の学力の子なのである。「普通の子を鍛え上げていく」という塾でさえ、実は全小学生のうちの上位10%をターゲットにしているわけだ。

 そう考えていくと、中学受験で難関校に合格できるかどうかは、全小学生の中で上位10%までの「勉強に向いた脳」を前提とし、なおかつ、いかに効率的に努力をするかにかかっているのではないか。さらに言えば、高学歴な保護者の子が有利になってくるだろう。親が勉強に向いた脳を持ち、それを受け継いでいる可能性が高くなるからだ。

同上

上位10%でよいのなら、さほど特別ではないような気もします。

上位10%というのは、例えば学年100名の小学校ならば10名ほどにもなります。

『各小学校でトップクラスが”最低条件”だ』とイメージしていたので、(10%というのは)思ったよりは”ワンチャンありうると、ついつい思ってしまう数字”だなあと思った次第です。

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