2023年1月14日 はれ
こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。
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どうせなら、「よかった~」と思える塾を選びたいですよね(元記事は→コチラ)。
以下、「塾選びで失敗する5大パターン」。
①「世間一般の評判」や勧誘を理由に入塾する
入塾を考える際につい気になってしまうことの代表例が、すでに通塾している友だちの保護者から聞く評判です。「中学受験するならSAPIX」「浜学園に預けておけば安心」と、評判を頼りに入塾を決めてしまう方がいらっしゃいます。しかし、評判がいいからと小学校低学年から入塾しても、受験終了までに退塾してしまうというケースもありますし、知り合いのお子さんに合っている塾が、わが子にも合うとは限りません。
同上
キーワードは、「”わが子に合う”塾探し」。
②「合格実績」にひかれて入塾する
合格実績にひかれて入塾するのも、失敗する可能性の高い理由です。合格実績は、塾の指導力を測る指標として扱うには難しいものがあります。なぜなら、毎年高い合格実績を出している塾には、入塾の時点ですでに高い学力がある子が集まってくるからです。…(中略)…さらに、合格実績を水増しする塾もあとを絶ちません。合格実績のカウントは、各社自社基準でカウントされていますので、華々しい数字に目を奪われないでくださいね。
同上
「勇者たちの中学受験」には、合格実績の相互融通などが描かれています。
まだお読みになっていない方は、塾選びを終える「前」に、
図書館などでさくっと目を通されるとよいように思います。
③経済的に余裕のない状態で入塾する
入塾する前には、月謝以外に発生する費用(テキスト代、模試代)、年額の費用、今後の講習会やオプション講座の費用、受験学年時にかかる費用を確認しておきましょう。その上で概算で構いませんので通塾にかかる費用を試算してから、お子さんを入塾することをおすすめします。なかには、ホームページに月謝を載せていない塾もあります。載せていても見づらいところに書かれており、小さな注釈が添えられている場合もありますので、よく確認しておきましょう。
同上
費用も、授業も、ちゃんと「みせる」塾は、すばらしいですね。
いくら「みかけ上の『合格実績』」がすばらしくとも、隠蔽体質では、いずれ破綻することでしょう。
④塾のブランドで選んで入塾する
SAPIXや浜学園は、高いブランド力を誇りますが、万人に合う塾ではなく人を選ぶ塾です。そしてそれは、SAPIXや浜学園だけでなく、すべての塾にいえることです。
まずは、どの塾がいいのか考えるより前に「わが家の教育方針はどうあるのか?」ということを家族で考えてみましょう。わが家の教育方針をある程度一致させた上で、「わが子にはどんな環境の塾が合いそうか」ということを家族で改めて考えることが大事になります。塾内で勉強のフォローが期待できない塾を選ぶのであれば、どんな方法でフォローするかも決めておくことが必要です。
「もし仮にその塾が全くの無名であったとしても、誰にも自慢できなくてもそこを選ぶか」という問いに「イエス!」と答えられるところを選ぶと、失敗確率を下げることができます。
同上
ちょっと衝撃を受けました。
「有名であること」とか「自慢できること」を塾選びの基準にする人がいるということに。
⑤子どもにやる気がないのに入塾する
子どもにやる気がないのに入塾することは、最も失敗する確率の高い入塾理由です。塾は、とりあえず行かせさえすれば子どもが勉強好きになって勉強ができるようになる場所ではありません。…(中略)…
わが子が「塾で勉強してみよっかな」という気持ちになったら、そこで塾に通わせても、遅くはありません。ある程度学力があれば、小4、小5になってからでも入塾可能な枠はあります。 その限られた枠に入るほどの学力がなければ、そもそもその塾には向いていないということです。子どもに塾で勉強したいという気持ちがまったくないのに通わせるのは、雛が卵の内側から殻をつつく前に、親鳥が殻を突いて割ってしまうようなものです。
塾の小学1年生から3年生の成績上位者で、5・6年生になってもそのまま上位でいつづけられる子はほとんどいません。「早く入塾すればそれだけ有利」だと思ってしまうのは、塾のマーケティング戦略です。塾に行かなくても通信教材を使って勉強したり、参考書と問題集を使って勉強してわからないことはネットの動画授業で調べたりと、勉強方法の選択肢はいろいろあります。
同上
売りたい人は、とにかく煽りますからねえ。
冷静な判断をするかどうかが、消費者がもつべき最大の鍵なんですよ。
塾の都合ではなく、わが子の都合で決められるといいですね。