2023年1月15日 はれ
こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。
・・・
「“お受験”が不幸を呼ばないために、気を付けたい“4つの落とし穴”」(元記事は→コチラ)
①人目を気にして、自分を見失っていく
「期待されること」「他人に評価されること」が、人生の基軸になり、「自分の心のワクワク」を正しく見つめることができず、「やりたいことが分からない人」になっていく。
同上
新しい価値を生み出して、人を幸せにしたいですね。
だれかのワクワクは、きっと他のだれかのワクワクですから。
②比較し、可能性を自ら潰していく
残念な人は「私はどうせ二流校ですから」「あの人みたいに才能ないので」などと、悪い比較の沼から抜けられない。
同上
他人を鏡に自分を顧みること自体は悪くないと思うんですよ。
しかし、そこから、自分のいろんな扉を閉じていくことがもったいない。
③コンプレックスに、押しつぶされる
「俺は頭が悪い」「私はモテない」「私は算数は苦手」といったコンプレックスを抱えて生きる大人は多い。
同上
コンプレックスを持たないようにする努力をするより、
コンプレックスとうまくつきあっていく術を身につけていく方がいいような気がします。
「苦手だから、工夫をする」というように。
算数が苦手なら、人よりたくさん算数をやってみるとか。
父も、「記憶力がかなり乏しい」というハンデがありますが、記憶しないでもいい方法を子どもの頃から日夜研究した結果、いまでは、なんなら、記憶力が乏しくてよかったのではないかと思っています。
④主体性を失っていく
例えば社員の新人研修で、課題を提示されたとして、意欲満々で聞く人もいる一方で、ハァと肩で息をつき、やらされ感で受けとる人もいる。小さい頃から「〇〇しなさい」の枠組みで生きてきて、自分で決めてやり切る遊び込みや生活経験が、少ないせいだろう。
同上
それって結局、真心をこめているかどうか、だと思うんです。
どんな些細なことでも、学ぶことがある、工夫できる、楽しめると思えば、前のめりで取り組める。
よい受験になりますように。
30年以上に渡り、青年の引きこもりの現場で格闘し成果を上げ、『不登校・ひきこもりの9割は治せる』などの著書で有名な杉浦孝宣氏によると、引きこもりの青年の約3分の1は中学受験組だという。良かれと心から信じての受験が、結果として4つの落とし穴に突き落とすことになっていたのであろう。
本来、学ぶこととは極めて楽しいことのはず。
それが、いつのまにやら、「中学受験での合格自体、いや偏差値向上が目的」となり、やがて、「言われたことをこなし、人との比較というフィルターで評価されることに慣れ、自信を失っていく」、いつしか「自分をも見失っていく」という悲しいスパイラルに飲み込まれる子供がいるとしたら、
とても残念です。