2022年6月26日 はれ
こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。
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沙也加(40代、仮名)さんは「お受験ママ生活が、向いていなかった」そうな(元記事(現代ビジネス)は→コチラ)。
ばかばかしい、やめたい
沙也加さんの「向いていなかったお受験ママ生活」について、語っていただこう。
「ばかばかしい、やめたい」
お子さんを塾に連れていった初日に、沙也加さんはこう思ったという。
「どんな教育をしているのかと思ったら、大人にとって都合のいい子どもに育てるんだなと感じました。…」
同上
やめたいのならやめた方がよかったのかもしれないが、
この後、結局、沙也加ママは受験をやめないのです。
そして抜けられない沼へと…
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受けたくもないのに受ける
「ともかく、いろいろな講座を勧めてくるんです。当たり前ですが、タダじゃないですからね。最初に断らないで、受けてしまったのがよくなかったかもしれません。それなら断ればいいと思うかもしれませんが、だんだん受験が近づくにつれ、この講座を断ったことで娘が落ちてしまったらどうしようと思ってしまって、受けたくもないのに受けることになってしまいました。向こうはビジネスなんですよね」
沙也加さんは塾からは受験校について「第一志望の超名門はのぞいて、あとは大丈夫」というお墨付きをもらっていた。緊張はしていたが、沙也加さんは「大丈夫だろう」という気持ちでお受験本番に挑む…
同上
たくさんお布施したおかげで、塾からお墨付きをもらって喜ぶ沙也加さん。南無南無。
受けたくないものを受けるとは…ものすごいですね(いや、もしかして、切羽詰まると、みんなそうなっていくのだろうか?)。
で、結局どうなったかというと…
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全部、落ちた
お受験の合格発表のことを思い出すと、沙也加さんは今も平常心ではいられない。
「全部落ちたんです。ありえないと思いました。塾に報告したら、向こうも驚いていて…。本番でも娘は特に上がっている様子はなかったので、大丈夫だと思ったんですが。安全校も含めて、全部落ちました」
同上
おおきな衝撃だったことでしょう…。
父のたわいもない感想
ばかばかしいなら、やめればよかったですし、
同じ教育をみても、見る人によって「目に入ってくるもの」は異なってきますし、
不要な講座は、受講しなければよかったですし、
結局のところ、「自分という軸が曖昧なままでヌルっと受験界に入っていき、そのくせ、『受験に向き合わなかった』がゆえの諸々を自分ではなく『受験界』という他人のせいにして、挙句、「お受験ママ生活が、向いていなかった」と宣ってしまう、仕方のないママだったということなのではないか、というのが父の感想です。