news review|サピ出身者卒業大中央値march未満

Sapix in motion. 記事レビュー

2023年1月28日 はれ

こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」のです。

・・・

藤沢数希さんによれば、「大手受験塾『SAPIX』出身者が、将来卒業する大学の中央値が、いわゆるMARCH(明治、青学、立教、中央、法政)に届かない」とのこと(元記事は→こちら)。

難関校に進むのは、一部の生徒

「大手の中学受験塾の場合、小3年の終わりから入塾して受験までにおよそ300万円ほど、家庭教師をつけるとさらにかかるといわれています。せっかく多額の費用を支払っているだけに、わが子には東大、京大をはじめとする国立や医学部とはいわないまでも、早稲田、慶応くらいには進学してほしいというのが親の本音でしょう」(塾関係者)  

だが当然ながら、すべてのSAPIX生が最難関中に進学するわけではない。

「SAPIXも入塾者数が増加し、細かくクラス(コース)分けがされていて、最難関中に合格できるのは、αといわれる一部の階層の生徒に限られます。特に、中学受験を経験していない、地方の名門公立高校から有名大学に進学している親御さんにとって、わが子が将来的にMARCH程度にも進学できない場合、その現実は受け入れがたいことのようです」(前出・塾関係者)

同上

部分的に切り取ってSAPIXを悪者にするのもどうかと…。

SAPIXが向いていない人が沢山いるのと同様、SAPIXが向いている人もいるわけでして。

学ぶべきは、「個性のない抽象的な合計値としての『合格実績』で塾を選んではいけない」ということだと思われます。

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