過去問/過去問との付き合い方を徹底解説! #3

教材

2021年10月9日 くもり。

こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。

過去問って、どうやって取り組めばいいの?」と悩んでいませんか?
この記事では、中学受験の過去問について、「父の考え」をご紹介しています。
父は、中学受験界で今どういった感じに「過去問」が”扱われるのが主流派なのか”について、”今の生の声”を全く知りません。全く知らないからこそ、この記事を最後まで読んでくださった方には、「新しい視点」をお伝えできるのではないかと思います。
父は、どんな試験も必ず合格できる道があると思っていますので、読んでくださった方はアドバンテージを得られるのではないかと思っています。もちろん、お子さんの現状や性格などと相談しながら、親御さんのご事情と相談しながら、ご家庭ごとに使いやすいようにどんどんアレンジしていただければと思います。

今回は第3回目。「過去問は、何回やるべきか」についてです! さあ、この記事で、回数論争に終止符を打ちましょう!

※過去問は何のためにあるのか、いつやるべきなのかについては、こちら(「過去問/過去問との付き合い方を徹底解説 #1」)からチェックしてみてください!

※過去問とどうやって取り組めばいいのかについては、こちら(「過去問/過去問との付き合い方を徹底解説 #2」)からチェックしてみてください!

受験勉強とは 何か

①「志望校の合格に必要なこと」というゴール を定めて、
②「自分の今の立ち位置」を見極めれば、
③「ギャップ」の内容と埋め方が決まってくるはずです。

そして、
④本試験から逆算した「〆切」も自然と決まってくるはずです。

例えば、
①合格には漢字1026種類のマスターが必要
②いま自分は漢字600種類しかマスターしていない
③426種類足りないので、この教材を使ってマスターしよう
④2週間で
というような感じです。

この繰り返しが受験勉強ですね。とてもわくわくします!

そして、「③教材」で登場するのが、過去問です。

つまり、なんらかの「目的」のために「過去問」を使うのでした(詳しくは、「過去問/過去問との付き合い方を徹底解説 #2」をご覧ください)。

過去問に取り組む回数(目的ごと)=f(目的,〆切)

ある目的のために過去問に取り組むわけですが、

必ずしも1回で目的を100%達成できるわけではありません。

そして、「動かせない試験日」と「試験日から逆算した小さな〆切」があるはずです。

そうすると、それぞれの目的ごとに、〆切とにらめっこしながら達成度を決心すれば、

自動的に「回数」は決まってくるはずです。

例えば、

「10時間で、傾向を掴みたい」のなら「1回やればいい」でしょうし、

「明日までに、2つの戦略を試したい」のなら「2回やればいい」でしょうし、

「残り1か月で、ピーキングをしたい」のなら「30回やるべき」です。

「え!? 30回もやる時間なんて、ないよ!」と思われた貴方は、こちら(「過去問/過去問との付き合い方を徹底解説 #2」)を是非とももう一回ご覧ください。
「解く」のではなく「読む」(イメトレ)であれば、なんなら3分程度ですから、100回だって出来てしまいます。

今回の まとめ

つまり、

「〆切」と相談しながら「過去問をやる目的」を達成できるだけの回数をやればいい!

ということです。

…ということは、
「1回でいい」とか「3回やったほうがいい」というような議論は、一理くらいはあるけど不完全な議論だったということですね!  受験生を惑わすフワフワした議論は、ぽいぽいしてしまいましょう!

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