やり抜く人の9つの習慣/目標達成したい方、必見!

受験論

2022年2月1日 はれ。

こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」のです。

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さてさて、中学受験生的にはまもなく新学期が始まる時期ですが、

みなさんのご家庭のお子様方は、順調に学習が進んでおいででしょうか!?

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溢れる才能があっても、途中で投げ出したら決してゴールまでたどり着きません

「うさぎと亀」の寓話を持ち出さずとも、それは自明です。

そうすると、「やり抜く力」がとても重要になってきます。受験においても。

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今日はそんなお話。

「やり抜く力」について語ってくれている、

『やり抜く人の9つの習慣』

って本のご紹介です。

(原題は”9 THINGS SUCCESSFUL PEOPLE DO DIFFERENTRY”ですから『成功の秘訣』って感じで、「やり抜く力」はその一部なんですけどね)

「9つの習慣」を常に心がければ、目標は必ず達成できる

仕事や私生活で目標を達成した、いわゆる”成功者”と呼ばれる人たちには、共通する思考や行動のパターンがあることが明らかになっています。…(中略)…「9つの習慣」が目標達成に最も寄与しているというのは、何十年にもわたる心理学の研究結果から明らかな事実です。

「やり抜く人の9つの習慣」

これから紹介する「9つの習慣」を実践していけば、

是非とも手に入れたい目標の達成にぐんと近づけるということですね。

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では、「9つの習慣」とは何でしょうか? まずは一気にご紹介します。

   👇

1.「明確な」目標を持ったら、

  ↓

2.「いつ何をやるか」という具体的な計画を作って、

  ↓

3.「目標までの距離」を意識しながら進むべきなんだけど、

  ↓その道中では、

4.①「『努力を怠らなければ』『成功できる』」と自分を信じ、

  ↓

5.②「成長すること」に集中し、

  ↓

6.③「どんな能力も努力で獲得できる」と信じ、

  ↓

7.④コンスタントに意志力を鍛え続けるとはいえ、

  ↓

8.⑤意志力は消耗しやすいから、大切に使うべきで、

  ↓そして

9.「やるべきこと」に集中すれば、

  ↓

成功間違いなしだね!

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では、1つ1つ、もう少し詳しく一緒に見ていきましょう!

1.「明確な」目標を持て!

具体的かつ詳細に、自分が達成したいことを考え抜くことが大事

「やり抜く人の9つの習慣」

まずは、立てた目標を、そのままにしないで、「具体性」を与えて「明確に」してやってください。

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「成績を上げたい」と思ったのなら、

「成績をあげる」という目標のまま放置するのではなく、

「期末テストの点数を5%アップさせる」という具体的な目標にすべきなのです。

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「具体的」な目標は、「最後まで、やり抜く力」を与えてくれますよ!

2.「いつ何をやるか」という具体的な計画を作れ!

事前に「いつ」「何を」やるかを、はっきりと決めておく――これで実行できる確率は2倍から3倍も高くなります

「やり抜く人の9つの習慣」

目標を決めただけでは、ゴールに全く近づきません。

「『具体化された』目標」の達成のために必要な「具体的な行動計画」を決めましょう。

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「毎日勉強をする」という曖昧模糊な計画ではなく、

「毎日、帰宅したら、必ず10分、教科書を音読をする」というように、

極めてシンプルに、頗る具体的に。

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「いつ、何をするのか」というシンプルで具体的な行動に落とし込んだプランニングは、

ハードルをぐ~~~っと下げてくれるので、続けられるってわけです。

3.「目標までの距離」を意識せよ!

目標達成に向けて、ただがむしゃらに努力するのではなく、日々、どれだけ進歩したのかを確認する必要がある

「やり抜く人の9つの習慣」

「目標を具体化」し、それに必要な「行動を具体的に計画」しても、

行動の見直しができなかったり、やる気を続けることができなければ、

ゴールには絶対にたどり着けません。

ですから、時々「どれだけ進歩したのかをモニタリング」して、

フィードバックして、現状と目標との距離を確認」することが不可欠です。

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その際、

「どこまでやり遂げたのか」に視点を向けてしまうと、早すぎる段階で『あーー、達成したーーー』と感じてしまって早い段階で『気が緩んでしまう』ので、

「あとどれだけやらなければならないか」に視点を向けた方が、モチベーションは維持されるようです。

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ときどき模擬試験を受けて、「あとどれくらいで志望校に合格するか」を確認することが絶対に必要だということですね。

4.「『努力を怠らなければ』『成功できる』」と自分を信じろ!

「目標は達成できる」と信じるのは変わらず大切なことです。しかし、「目標は簡単に達成できる」と考えてはいけない

「やり抜く人の9つの習慣」

「楽観主義」は、目標達成に向けてのモチベーションを高めたり、維持するために不可欠なようです。

しかし、

「目標は簡単に達成できる」「楽観的に考えていれば、成功は自然にやってくる」というように考え、成功への道に転がる障害や困難に目をつむる「非現実的」な楽観主義者では、目標は達成されません。

「成功するのはたいへんだ」「そのためには最善の努力をしなければならない」というように考え、成功への道に転がる障害や困難をしっかり見つけて検討できる「現実的」な楽観主義者こそ、大きな成功を得るのです。

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自分の志望校がやりがいのある相手であればあるほど、時間も努力も沢山必要になってくると自覚しつつ前進する必要があるということですね。

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成功を常に望み、成功することの困難を自覚すればこそ、成功するに相応しい最善の努力を辛抱強く続けることができるのです。

5.「成長すること」に集中せよ!

目標を設定するときには「今、何ができるのか」ではなく「これから、何ができるようになりたいか」を考えるようにしてください。

「やり抜く人の9つの習慣」

「今、何ができるのか」を証明しようとすると、未知の課題や難題に取り組む際に、「正しいことをやっているのだろうか」とか「自分には本当にできるのだろうか」という不安に捉われ、能力が発揮されません。

他方、「これから、何ができるようになりたいか」を証明しようとすると、未知の課題や難題に取り組む際に、困難も失敗も「学び」と捉えられ、能力が発揮されます。

しかも、「これから、何ができるようになりたいか」に焦点を当てると、成長を実感する充実感があり、課題を楽しめるようになります。そして、「興味のある課題に取り組む人は活力の高い状態を維持できる」ようです。

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「2階にのぼりたい!」と強く願えば、躓いても「ああ、のぼるために必要な課題がまたみつかったぜ!」と楽しくなるし、楽しいことって遊びと一緒で没頭できますよね!

6.「どんな能力も努力で獲得できる」と信じるべし!

あきらめる人か、がまん強く続けられる人かは「何のせい」にするかで予測することができます。

「やり抜く人の9つの習慣」

「個々人の知能とは持って生まれたものとして固定されている」という固定的知能観を持つ人は、「うまくいかないのは自分に能力がないせいだ」と考え、あきらめてしまいます。

他方、「能力は経験や努力を重ねることによって高めることができる」という拡張的知能観を持つ人は、「努力不足だった」「戦略を間違えた」「プランを練らなかった」などと自分の努力や行動のせいにしますから、努力を続けることができます

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工夫の余地は無限にあるんだと思います。

だからこそ、「工夫の余地があることそのもの」を信じ続けることが大事なんだと思います。

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模擬試験も、何点だったかよりも、「こんな工夫をすれば、あと5点アップできるぜ!」とわくわくできる方がいいですね。

7.コンスタントに意志力を鍛えよ!

意志力を、定期的に正しい方法で使えば、少しずつ強くすることができます。

「やり抜く人の9つの習慣」

筋トレと似てるなあ。コンスタントに鍛えれば、少しずつ強くなっていく

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そして、何でもいいので1つのことに挑戦し続ければ、他のことにも共通する「意志力」が鍛えられるようです。

これも、とてもよくわかります。筋トレで「ストイックさ」を繰り返すと、活力がみなぎってきて、「よし、仕事しよっ!」という気持ちになるのです。

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なんだっていいと思うんですけど、「ほんとはやらなきゃいけないけど、やりたくないこと」がいいと思うんです。

例えば「朝5時に起きてすぐに、新しい漢字を3個覚える」という修行とか。それを毎日続けることが、漢字力というよりも、意志力を鍛えてくれるのです。

8.意志力は消耗しやすいから、大切に使え!

どれほど意志力が強いとしても、限界はある

「やり抜く人の9つの習慣」

意志力は、筋力のように、使えば消耗するし、限界があるようです。

だとすれば、意志力は有効に使いましょう!!

つまり、①1つのゴールに向かって、②楽な道を進むべきなのです。

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例えば、①「苦手科目の克服」と「苦手な早起き」に同時に取り組むのは避けた方が良さそうだし、

②目標達成のための道のりはできるだけ簡単な道(つまり、我武者羅ではなく、効率的な勉強法)を選んだ方が良さそうです。

9.「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中すべし

ある行動をしないように努力すると、逆に頭の中はその思考でいっぱいになる――これは心理学の実験でも明らかです。

「やり抜く人の9つの習慣」

上手に計画したいのなら、「建設的で効率的な行動に置き換える」とよいのです。

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例えば、

「計算ミスをなくしたい!」と思えば思うほど、計算ミスを増やしてしまいます。

代わりに、「計算問題の最初に、深呼吸をする」としておけばよいのです。

最後に

「あたりまえで、簡単に実行できる」ことと、「誰もがあたりまえに実行している」ことはイコールではありません。

「やり抜く人の9つの習慣」

「9つの習慣」、いかがでしたか?

大学時代の恩師は、かつて父に、「真理は『あたりまえやん?』ってくらいシンプルなんや」と教えてくれました。「コテコテしてるうちは、半人前や」とも。さすが、金言だと思います。

「9つの習慣」も、まさに「あたりまえのこと」や「聞いたことがあること」ばかりが並んでいたように感じませんでしたか?

でも、それを「実行」してこそ、成功の種になりますよね!

一緒にがんばっていきましょう!!

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