「どんな絵本を読んだらいいのかな」と迷っていませんか?
「2ひきのねこ(長女と長男)と父と母がおすすめしたい絵本」をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
今回ご紹介するのは「あかたろうの1★2★3の3★4★5」(★★★★★)です。
お子さんに「数字とクイズを好きになってもらいたい」とお考えの方、必見です!!!
作者は「きたやまようこ」さんです
東京都出身の絵本作家、翻訳家である。イヌを題材にした絵本を多数著わし、世代を越えた人気がある。
wikipedia
本書はイヌが題材ではないけれど(笑)。
出版社は「偕成社」です
主に児童図書を出版している。出版点数は年間約150点で、児童図書出版社としては大手に入る。
wikipedia
有名な絵本を多く出版されていますよね!
3歳児の食いつきが すごいです
正直、はじめて読んだとき、父は「へ?いかにも『数字おぼえてくだされー』ってな感じで、いやらしいですなあ」と好感をもっていませんでした。
しかし!
3歳児(長女)の食いつきが、ものすごいんです。
ねえ これよんでーー
と、ヘビロテなんです。
それに付き合っているうちに、
なんだか父も、この絵本が好きになってしまいました。1粒で3度おいしい、みたいな。
あかたろう は 電話をかけます
あかたろうが帰宅すると、あれ、お母さんがいない。
あかたろうは、知っている電話番号に、順番に電話をかけていきます。
その文脈で、数字がでてきます。
いやあ、教育熱心の親御さんには、たまらんですね!
しかし!
この絵本の魅力は、とどまりません!
電話の相手の返し がいい感じ!
電話の先の相手さんの返しは、たいがい、
おかあさんなら さっききたよ。
●●を買って、
おおいそぎ ●●やさんに よって
かえったはずだよ。
というような、リズムよくエンドレスで続く話を予感させる、絶妙の受け答えなのです。
おかげで、あかたろうは、次々に電話をするのです。
そして、父が、3回目くらい(遅いよ!w)に気づいたのは…↓
クイズの要素もあるのです
帰宅したお母さんに、あかたろうは、
ぼく まほうつかい。
おかあさんの かごのなか
しっているよ…。
と得意げです。
電話の相手が教えてくれた、お母さんの買い物の内容を覚えていたわけです。
この絵本の最高のからくりにようやく気づいた父は、得意気に、長女に、
かごの中には 何が入っているかな~~?
と聞き、
長女が「えーーっとねえ」と答え、「ぴんぽーん」とか「ぶぶーー」とか言って、長女とキャッキャッ楽しむのが、いまの父の楽しみです(そんなん知らんて?笑)。
※買い物の内容や個数を適宜変えていくと、何度も楽しめます。