2024年5月2日 くもり
こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。
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「あえて小学校のうちから高校受験でトップ公立高校や早慶付属校を見据えて勉強を進めていくという勢力が近年台頭しています」(元記事は→こちら)
PR 中学受験はやめなさい
…何事も、批判的にみるのはよいことです。
中学受験批判①
よく言われている中学受験の弊害として、算数の問題が数学とあまりリンクしていないクイズのような難問になってしまっており、数学的思考力に良い影響を与えないのではないかという論点があります。
同上
これは、やれやれな批判なので、とくに気にする必要はないと思います。
「算数の問題が数学とあまりリンクしていない」との批判は、中学受験のせいではなく、算数と数学の性質の違いによるもの(あるいは、文科省の線引きの仕方の違いによるもの)ですから、中学受験の弊害として列挙するのは筋違いかと思います。
「クイズのような難問」という点は、学校によって問題が異なるので何ともいいがたいのですが、仮にそういう出題があったとしても、需給関係からして問題はなさげですし、そもそもクイズとは何かというところから始めないと議論にはならないし、批判のための批判という印象で、とるにたらない批判ではないでしょうか。
中学受験批判②
中学受験組で大学受験に苦労する人には、英語の勉強をおろそかにしたという共通点があります。これは中学受験組の最大の弱点と言っても過言ではないでしょう。
同上
何と何を比較するのかという問題はありますが、それはいったんさておいたとしても、
「英語をおろそかに」して「他のもっと興味をもったことに熱中していた」のなら、最高じゃないかと思います。
そして、そういった中高一貫校生は極めて多いと思います。
弱点ですらなく、むしろ望ましい人生の過ごし方とも言えます。
まとめ
ということで、
もっと「なるほどー」と思えるような批判が出てくるといいなと思いました。