2023年4月8日 くもり のち あめ
こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。
・・・
浜田一志さんが語る、「子どもに最適な入塾のタイミング」とは?(元記事は→こちら)。
「小5くらいの時期での判断で遅くない」
親御さんとの質疑応答で多いのが、「塾はいつから通わせるといいのでしょう?」というご質問です。
私は、小学5年生くらいの時期での判断で遅くないと思いますし、焦って早く入れることもないと思っています。…(中略)…
都会では顕著ですが、中学受験を目指すご家庭では、小学1年生くらいから塾通いを始めます。実際に中学受験対策の進学塾では小1からコースがあります。
私自身、塾を経営していたことがあるので、経営者目線で言えば、小1くらいから”囲い込み”がしたいという他塾の方針もよくわかりますが、教育者の目線からすれば小5くらいの時期での検討が妥当だと思います。それには3つの理由があります。
同上
筆者は、理由として、①脳の成長(脳が成長する10歳くらいまでは、詰め込むな)、②子どもたちの自我(小5くらいになれば、中学受験を自分で決断でき、爆走できる)、③才能の見極め(小5くらいになると、子供の才能を見極めやすい)、の3つを挙げられています。
…ふむふむ。
①については、浜田さんには誤解があるような気がしてなりません。中学受験は、詰め込んだ者勝ちの世界ではないと思います。ただし、多様性がシナプスに良い影響を与えそうだというのは、たしかだとは思います。
「早期から塾に通うのは一部」
「お受験をするなら、どこの塾がいいのだろう?」
まわりのご家族やお子さんたちを見ていて、何かうちもやらねば、と焦る親御さんもいらっしゃるでしょう。私は、そんなに焦る必要はないと考えます。…(中略)…
かなり早期から塾に通うのは一部の子どもたちだけです。
同上
(たぶんですけど)
「一部」だからこそ、「早期から塾に通」いたい!ということになるとの側面があると思います。
つまり…
・首都圏の中学受験者数は約6万6500人とも言われています(コアネット教育総合研究所)。
・他方、例えば、(被りのないよう)2月1日校のうち、桜蔭(290名)、女子学院(275名)、麻布(365名)、開成(419名)の合計は1349名。
・そうすると、上記2月1日校(4校)に合格する確率は約2%。都心だと1学年1~3クラスくらいですから、だいたい1つの小学校(の1学年)から1人くらいが合格。
…という計算になりますので、
仮に上記4校に合格したいと保護者が考えたら、「『一部』になりたい、同じことをやっていては『2%』に入れない。『間に合わなかった』という失態は避けたい。『競争が激しくなる前に…』。」と(保護者が)思って小1や小2から受験塾に通塾するのも無理のない話なのかもしれませんね。