2022年10月25日 くもり (晩秋の寒さ)
こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。
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「少年犯罪を個別に細かく見ていくと、教育によって押しつぶされた子供たちが少なからずいることがわかる。」と、ノンフィクション作家の石井光太さんが語ってくれています。(元記事は→コチラ)
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過度な教育は脳を傷つける
「お兄さんやお姉さんができて、なんであんただけでできないの?」
「こんな成績でよく恥ずかしげもなく生きていけるな」
「すべては、あなたの努力が足りないだけでしょ」
「目標の成績を取るまで家から一歩も出るな」
虐待を専門にしている医師の話によれば、こうした言葉は4つの虐待の中の「心理的虐待」と同様の悪影響を子供に及ぼすそうだ。
心理的虐待は、時として身体的虐待より脳にダメージを与えるとされており、特に脳の聴覚野への影響が指摘されている。ここは聴覚だけでなく、記憶力や学習力やコミュニケーション力などもつかさどる機能であり、言葉の暴力はその発達を大きく阻むのだ。
そう考えると、過度な教育が、心理的虐待同様に子供の脳を傷つけ、様々な生きづらさを与えるのは明らかだろう。
同上
上の4つの言葉は、「他者と比較した形での好成績を獲得するまで、努力し続けよ」という姿勢にまとめられます。
子供は個性ある人間ですから、こういった言葉は禁句です。親になると急に偉くなる人、多いような気がしますよね。