2022年8月28日 あめ
こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。
・・・
「リアルに殴られながら『スパルタ式』に育てられた」という本郷和人先生が、「子供は厳しく育てるべき?」との問いに答えてくれています(元記事(現代ビジネス)は→コチラ)。
成績が悪いと、ボコられる
ちゃんと甘える、ということをうまく経験できないまま、私は母が選んだ遠くの小学校に電車通学をはじめた。ほぼ毎日のように習いごとにも行かされたし、中学受験のためにバリバリの進学塾にも通っていた。
むろん、友だちを作るヒマもなく、遊べる日もない。学校の成績表は、5教科を「オール5」にしなさいと厳命されていたが、ある時、理科が「4」だった。母から、もう顔の形が腫れあがって変わるぐらい、ボコられた。
それでも、当時の私はとにかく母が好きだったから、「ごめんなさい、ちゃんとやります」と謝って、受験勉強も頑張った。
同上
これ、父(←大人どもから放置されて育った)にとっては軽く衝撃でした。
で、本郷先生は、いまはどう感じていらっしゃるかというと、
少なくとも私みたいに、ボコられて謝って、自分の行動を(親に合わせて)正す……という生き方は、受けた肉体の痛み以上に、子どもの心を深く傷つけてしまう。
あらためて問いに答えると、スパルタの親は不要です。本当に我が子を思うのであれば、とても地味なやり方だけど、じっくり子どもの個性と成長を見つめながら、カスタマイズを微調整していくという向き合い方が幸せを生むんだと思う。
同上
カスタマイズの必要性は、ほんとに実感しますよね。一人一人、違うなあと。
「僕も殴られていた」
さて、あまりに本郷先生のさきほどの記事に驚いたものだから、
昨日一緒に食事をしていた友人(←N中高から京大へ進学)にその記事を紹介しましたら…
その友人は、「んー、僕もそんな感じだったんで、驚きませんね」と。
ほほーーー。
もしかして、みんな言わないだけで、「隠れスパルタ経験者」は父の周りに沢山いるのではないかと、海を眺めながら思いましたとさ。