2021年10月12日 くもりのちはれ
こんにちは、「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。
「中学受験って、ぶっちゃけどうなの?」と悩んでいませんか?
この記事では、我が家の「中学受験は 是か非か」論争を赤裸々にご紹介します!
よかったら参考にしてみてください!
今回は、「中学受験は 是か非か!? #4(母の意見)」への父の反論を中心に、自由に持論を展開していきたいと思います。がおー。
お金はかかっても 見合ったリターンがあればいい
中学受験って、塾代、教材費、入学金、授業料…たしかに、たーくさんのお金がかかりそうですよね! (「母の場合」をご参照ください)
でも
- さほど費用がかからない場合もある(「父の場合」は微課金でした)
- (仮に費用がかかっても)それ以上のリターンがあれば万事OK
とはいえ、
ついつい加熱してしまうのが人間なので、
「比較的冷静な今の父」から「将来の父」に向けて、
お金は 大事だよー
とメッセージを贈りたいと思います。
「頭を冷やせ!おれ!」と。
「同じゴールなら同じ道でいい」は間違えている
「中学受験をしなくても最終的な目標にたどり着ける道があるにもかかわらず、本当に中学受験が望ましいのか」(「母の場合」をご参照ください)という意見もあるようです。
はい、父も、同じようなこと思ってた時期がありました。
たしかに、「ゴール地点からみた風景」ならば、「同じゴールなら途中の道はほぼ同価値」という見解には合理性があるかもしれません。
しかーし! 「スタート地点から見た風景」ならば、「同じゴールにたどり着ける確率は、道ごとに異なる」という見解の方が合理的ですね。
つまり、例えば、「同じような能力をもって同じ会社に入社したAさんとBさん」は「現時点から考えれば、どういう10代を過ごしたかはさほど気にならない」のですが、「小学校1年生ころのAさんとBさんが、これからどんな12年間を過ごすかを選択する場合には、道ごとに人生が大きく変わる可能性がある」ということです。
ちなみに、大学時代に出合った「地方公立高校出身者たち」の優秀さのインパクトの強さがハンパなかったので、父的には、「地方公立高校からの道」に対して、えもいわれぬ魅力を感じています。
親が大変かどうかは フォローのタイミング次第
「精神的にも、肉体的にも、たくさんの親のフォローが必要となる」(「母の場合」をご参照ください)という意見もあるようです。
でも、
- ほとんどフォローが不要な場合もある(「父の場合」、微フォロー)
- フォローのタイミングを誤らなければ、総フォローは少なくなる
ような気がしました。
…とはいえ、
たしかに、「父の場合」は稀な例だったのかもしれないし、時代も違うのかもしれない。
しかも、総フォローを少なくするためには、幼児期にテコ入れが必要だなあ…。
んでもって、父はいわゆる「子育て」を基本的には負担とは思っていなくて、とてもありがたいことだと思っているのです(子供から教わることが、1日2個ずつくらいある)。
そこで…
父は 兼業主夫を目指します!
父は宣言します!
仕事を効率化し
家事育児に充てられる時間を増やし
兼業主夫を目指します!
小学生から勉強 上等!
「小学生の頃から、勉強面で、順番を付けられ、周りにいる子と常に比べられるというのがよいのか」 (「母の場合」をご参照ください)という意見もあるようです。
いやいやいや。
- 大人になれば勝負の世界。「横並びの、形式的平等」など、たいていは欺瞞。
- 父の場合、順位なんて大抵はどうでもよかったし、それでも順位は良かった
- 「比べられないでも満足する方法を知っている人」は「比べられても最強」
往々にして、「子供がかわいそう」などの意見は、子供をあなどっているのかもしれません。
競争は、実に楽しいのです。
人生に 挫折なんて ない
「中学受験をしたからといって、すべての子が合格するわけではありません。小学生のころから、挫折を経験する必要があるのか、疑問です。」 (「母の場合」をご参照ください)という意見もあるようです。
ところで、「挫折」とは
仕事や計画などが、中途で失敗しだめになること。また、そのために意欲・気力をなくすこと
goo辞書
を意味するらしいのです。
そうすると、
- 成功するまで続ければ、そもそも中途で失敗することもダメになることもない。
- 目標を「中学受験の合格」にしなければいいだけ。
- 意欲・気力を失くすなんて、メンタルの鍛錬が、足りなさすぎよね。
ってことで、人生に挫折なんて、ないんじゃないかなあ?
私立中は「努力の重要性」を決意できる
父の場合、
小学校の時よりも格段にお金持ちの子が多い環境を
私立中学校でどっぷり目の当たりにしたけど、
自分は”全くお金持ちではない”出自だったので、
「おれは勉強して自力で泳がないとダメやな、これ」
と思えたことは、感謝です。
という具合に、
努力の重要性を骨身にしみて自覚できたことは、
正味の話、感謝しています。本当に。
これは、私立一貫校に行ったことの、最大の収穫かもしれない。いや、まじで。
あ、そうそう。
父は小6で塾に入った(詳しくは「父の場合」をご参照ください)のですが、
入塾してすぐの大規模テストが4位だったんです。
父は、地元公立小のテストではいつも2位が見えないくらいの圧勝でしたから、みたことのない風景が見えたことで「世界はひろいなあ、ばんざーい \(*^▽^*)/」とワクワクしていたことを覚えています。
そんな「地元小では圧勝だけど塾行ったらライバルがいた」みたいな経験をするお子さんって、とても多いと思うんですよ(たくさんの小学校から意識高い系が塾に集まるという状況を考えたら、明らか。)。でも、少なくとも父の場合は、落ち込むとかふさぎ込むとか、そういったマイナス的なことは全くなくて、「へーー!」っていうワクワク感でした。
社会にでてからも いろんな人と出会いますよ
「中学生の段階で、子供の社会との関わりを限定してしまってよいのか」 (「母の場合」をご参照ください)という意見もあるようです。
しかしですね、
父は、
「今日からお酒やめてくださいねー」とお願いしておいた人が、次に来たときに「先生すんません、酒を飲んでしもたー」と言うような人と、日々お付き合いしております。
社会に出てからも、かなり幅広い人と出会えますからーーー!
総じて確率の高い学校は 存在する
「高い偏差値の学校に入れたとして、自分が小学校では良い成績でも、中学では下の方に入ってしまうかもしれない、それでその子が伸びるのか、耐えられるのか。」 (「母の場合」をご参照ください)という意見もあるようです。
残念なお知らせですけれど、
「SSランの下位層 > Fランの上位層」
だと思います。概ね。
ま、「組織のエンゲージメント構成は、2:6:2で不変」って見解もありますけどねーw
誰しも 自分の体験でしか 語れない
「誰しも自分の経験でしか語れない」 (「母の場合」をご参照ください) というのはほぼ同意です。
しかも、「漠然とした恐怖」 (「母の場合」をご参照ください) というのも、わりと同感です。父も、「令和の中学受験」は未知すぎるからです。
そこで!
我が家は夫婦で、漫画「二月の勝者」(高瀬 志帆、小学館)を読むことにしたのです。「令和の中学受験」をともに追体験するために。
※この記事の”アイキャッチ画像”は、父に全く似ていません!
※「母の意見」の”アイキャッチ画像”は、母ではありませんが、なんとなく母に似ているような気もする(笑)。