長女・年少/中受やめるってよ by母

長女年少

2022年1月10日 はれ。

「2ひきのねこ(長女と長男)」のです。お久しぶりです☆

さて、父の「長女・年少/中学受験する可能性が3%になりました。」(リンクは→コチラ)をご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
中学受験を目指して走り始めた我が家でしたが、長女の「今日でやめる事件」の発生であえなく大々失速してます。 
我が家としては本当に大事件だったのです。

この「今日でやめる事件」について、母からの視点で振り返りたいと思います。

事件の顛末を詳しめに。

事件当日は、いつものように始まりました。
いつものように起き、いつものように朝ごはんを食べました。
そして、いつものように長女の習い事の時間が近づいてきました。

しかし、開始30分くらい前だったでしょうか、
習い事へと向かっているはずの長女と父が、突然帰宅したのです。

母は二人を出迎えて、「え?どうしたの?」と聞くと
長女は

(習い事に)行かない。

長女

と言いました。

父も母も驚いて、何度も「どうしたの?」と尋ねましたが、
長女は、理由は何も言わず、「行かない。」との一点張りでした。

父が「やめるの?やめるなら、バッグ(専用着が入っている専用バッグ)を捨てなきゃな…」といっても、
長女は「いいよ。やめる。」といって、自らごみ箱にバッグを捨てに行きました。

母は、父にも長女にも、「簡単にやめるなんて言わないで。」と大きな声で言いました。そして、母は、“今回はとりあえず、休もう”と思ったのでした。

さて、一方で、父は何としてでも長女に行ってほしかったようでしたが、長女の決意が固く、「では、やめよう。」と言い出しだしたのでした。
…このとき、私には、父の「何としてでも行く」と言う意味が分かりませんでしたが、後日私が読んだ育児の本にそうすべきとされていました(笑)。

あんなに長女が毎週楽しみにしていた習い事だったのに、この突然の発言とその決意の固さ、そして理由を明かしてくれないことに、父も母も衝撃を覚えたのでした。

事件当日、その後。

できれば、母も長女とじっくりと話し合って、どうにかして長女を連れていきたかったのですが、ちょうど同じ時間帯に外せない電話会議が入っており、それは残念ながら無理な状況でした。

そうして、やむなく、長女を休ませることにしました。

母は、長女に、「今日は仕事だから、遊べないよ。」といって珍しく別室に移り、電話会議に入りました。
父も部屋の片づけなどをしていたので、リビングのテーブルには長女一人になりました。

長女は、(母がリビングをちょっと覗いたら、)本棚から、普段は一人では使ったことのない(無味乾燥な)「ひらがなれんしゅう帳」を自分で見つけて引っ張り出してきて、静かにひらがなを書いていました

そして母の会議が終わる頃、母のところへ「これやったよ!」と見せに来ました。

母としては、「今日でやめる事件」が衝撃的過ぎて、「そうなんだ。えらいね。」と軽めに受け答えすることしかできませんでした。

ただ、あとから振り返ってみると、いつもは同じ空間にいるので、こんなに長女が静かなことは珍しく、ましてや一人で率先して「ひらがなれんしゅう帳」を黙々と練習することはありませんでしたので、
やはり長女なりに思うところがあったのかもしれません。

夫婦は、ドテっと、大きく躓きました

その日から、父はひどく落ち込んでいました。本当に、ひどく。

母も、父のことも心配ですし、長女のこともどうしたものか、と悩みました。

この事件が浮き彫りにしたのは、

突然の出来事が起こった時の、長女への接し方の夫婦での違い」です。ひいては「教育に対する考え方の違い」です。
母には、父の行動の意味がしっかりわかっていませんでした。
夫婦間でのすり合わせが足りなかったことにも気づきました。

あんなに中学受験について夫婦で議論していたのに、
だいぶ序盤に、大きくつまづきましたorz

そして、母は、改めて自分が教育に対して無知だったということに気づきました。
言い訳ではありますが、長男を産んでから目の前の育児に忙しく、自分の経験や感覚で教育をしていました。
『教育』についての勉強を、母はおろそかにしていました。

そこで母は、まずはとにかく知識を貯めようと、教育関連の本を読むことにしたのです

(いずれまた、参考になった本をご紹介できる日があればと思います。今日はこの辺で失礼します。)

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