2025年6月6日 はれ
こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。
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「中学受験・御三家の志願者が減っているのはなぜ?」(元記事は→こちら)
Q:御三家人気の陰りの原因は!?
男子校は開成、麻布、武蔵。女子校は桜蔭、女子学院、雙葉。これらの学校の志願者が減っている一方で、渋幕(渋谷教育学園幕張)や渋渋(渋谷教育学園渋谷)、広尾学園といった新興の共学校が偏差値を上げています。そのため、「御三家離れ」「共学志向」とも言われています。御三家と言われる学校はどこも素晴らしい教育をしており魅力的ですが、学力上位層の進学先の多様化とも指摘されています。
通学時間を短くしようという傾向もあり、千葉の京葉線沿線にある新浦安や海浜幕張から、わざわざ東京の御三家に通わせるよりは、近場の渋幕を選ぶケースも増えてきたわけです。女子に関しては共学志向が高まっており、学力上位層が渋渋や都立小石川といった共学難関校を選ぶケースも増えています。
同上
筆者は、①進学先の多様化、②通学時間の短縮化、③女子の共学志向の高まり、を想定原因として挙げています。
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①と③は、まさにその通りなのかなと思います。
ななしのごんべさんではなく「わが子にとってどうなのか」が重要なわけですから、
「なにがなんでも御三家」という感じでこちらからアジャストしていくのは、もはやギャンブルなのかもしれません。
そして、時代的に、共学という環境で6年間を過ごしたいと思うのも、無理はないと思います(ただし、「だからこそ、男子校・女子校の価値が際立つ」という考え方”も”あると、父は思っています)。
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他方、②は、弱いと思います。
時間短縮したいと思って渋幕などを選ぶ千葉県民、時間を気にしないで御三家を選ぶ千葉県民、時間短縮したいと思って御三家を選ぶ都民、時間を気にしないで渋幕などを選ぶ都民、の増減を、
都民と千葉県民の人口比を加味し、かつ、①③をFIXして考えれば、
それは自明な気がしています。
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父的には、むしろ
④21世紀に求められる教育の在り方と御三家の教育方針との乖離可能性
というようなものがあると思っています。