2022年10月28日 はれ。
こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。
・・・
典型的とも思える「中学受験沼への道」を沢木文さんが描く(元記事は→コチラ(前編)とコチラ(後編))。
「公立…圧倒的に不利だぞ」
当然、妻は息子に小学校受験をさせようとしたが、信雄さんは「金のムダだし、男は高校までは公立で広い世界を見た方がいい」と小学受験に反対した。
「それが間違っているとわかったのは、息子が小学5年生のとき。同期5人の仲間と飲んだんです。そのとき、私以外の全員が、中学受験の話をしていた。妻の狂気と金、子どもの成績のことなど、愚痴と自慢と半々の口調で話している。私が“公立でいいんじゃないの?”と言ったら、宇宙人を見るような目で見られ、“そりゃ、子どもの人生に圧倒的不利だぞ”と言われたんです」
同上
圧倒的に不利かどうかはさておき、
「小5まで『議論』や『調査』を疎かにしたこと」が根本原因ですね。
いやな予感しかしない…
小5の4月から勉強しても手遅れ
家に帰って妻に相談すると「だから公立は問題が多いって言ったでしょ。でも小5の4月から勉強しても手遅れだよ」と言われた。
「でも息子は学校のテストほぼ100点で、オール5に近い。私はまだ間に合うと思いました。難関校に強いとされるサピックスや早稲田アカデミーなど人気の塾に問い合わせると、すでに満員御礼。そこで、日能研の入塾テストを受けさせると、息子は半分しか解けていない。あれは血の気が引くほどショックでした」
公立小で100点は「せいぜいスタート地点」程度ですから、
手遅れかどうかはさておき、
「『認識』の甘さ」が根本原因ですね。
これはもしや、このあと無理をしていくパターンですかね…
PDCAと暴力で管理
信雄さんは必死だった。仕事をしながら息子の生活と勉強を管理。部下を管理するPDCAサイクルの考え方を息子の管理に持ち込んだ。そして、空き時間に塾の教材を研究。塾の授業の復習と予習の時間を確保するために、息子のスケジュールを作った。隙あらばタブレットとゲーム機に手を伸ばす息子に手をあげたことも何度もあるという。
同上
あー。「管理」して「暴力」を振るったら、アウトですね。
そして…
無駄にしやがってこのやろう!
11月以降の追い込みの時期に志望校の“圏外”判定を受け、息子に向かって“俺の努力、時間、金をドブに捨てた”と言ってしまった。
同上
恩師の言葉を思いだします…「人には期待せんことや。そしたら、怒りなんてわかんやろ?」
・・・
さて、このご家庭。受験の結果や如何に?
↓
息子は第一希望、第二希望に落ちた。
同上
嗚呼…