2022年7月30日 はれ
こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。
・・・
小学生の英検受験は『中学受験』に有利だとか!?(元記事(コエテコ)は→コチラ)。
中学受験で試験免除もある
全国で見ると英検による中学入試での加点・試験免除等があるのは60校以上あります。たとえば
・浦和ルーテル学院中学校英検利用型入試
3級で80点、準2級以上を90点に換算・城西大学附属城西中学校
英語技能入試において準2級以上の取得者は筆記試験を免除・山脇学園中学校
英検4級以上(2017年6月以降のもの)により判定優遇、合否参考と、このような優遇制度を取り入れている私立中学があります。小学校の英語必修化を経て今後は中学入試において英検取得の優遇措置は増える可能性が高いと言えます。
同上
ビジネスの香りがプンプンするのは、父だけでしょうか!?
選択科目的な形で「英検取得の優遇措置」を採る中学校が増える可能性はあるでしょうが、必須科目的な形でどんどん増えるかといえば、それはかなり疑問です。
なぜなら、
中学校側が求める人材は「小学校での教育内容を基礎として、理解力や思考力を十分に備えた人材」だと思うのですが、では「英検準2級」を取得した児童が「小学校での英語教育の内容を基礎として、理解力や思考力を十分に備えた人材」だと高確率で言えそうかというと、かなり疑問だからです。
しかも、「英検準2級」程度は、算数や国語の中学入試を超高水準で乗り越えた児童なら、中学入学後にあっという間に乗り越えていくような気が…。
やっぱりそうすると、
「英語が苦手な親の不安を煽りつつ(鞭)、『中受にも有利ですよ』と甘言を囁いて(飴)、無駄な商品を買わせよう」と画策する悪徳業者の香りしかしてきません。