2022年7月17日 はれ
こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。
・・・
山田佳央先生によれば、国語力は、勉強以前のところで勝負が決まっているようなのです(元記事(集英社オンライン)は→コチラ)。
調整力の有無が決め手
会話や時間の調整力が高い子は、入塾時点で国語の偏差値も高い場合が多いです。…(中略)…会話の調整力があまりない子ども(国語が苦手な子ども)は、身近な大人である親に、会話のフィードバックがされていないことが多いです。…(中略)…逆に、国語の勉強にそこまで時間を割かずとも点数が取れる子は、普段から自分の話をしっかり聞いてもらえているのかなと感じます。
同上
そうすると、
「親子の会話で、正しい会話をする」→「国語のセンスが身につく」
といったところでしょうか。
なんだか、親へのプレッシャーがすごいことになっていますね笑。
さて、筆者は、続いて、おそろしいことを打ち明けてくださっています。
塾では、差が開くだけ
集団指導塾は国語の問題の『解き方』を教えることが多いです。そして演習問題、解説……というスタイルが一般的だと思います。しかし、これについていけるのは国語の『取り組み方と考え方』という素地を身につけていることが前提です。
それが身についていない子(国語が苦手な子)が解き方だけを教えられても、元々の素地がないので成績はほとんど伸びません。
つまり素地がある子、つまり国語が得意な子だけが集団指導塾で順調に成績を伸ばしているんですね。素地がない子は、どんな集団指導塾に行ってもほとんど成績は変わらないです。
がーーーん。差は広がるばかりですって!?
じゃ、じゃあ、どうすればよいのかというと…
7つの要素を身につけよ
国語の『取り組み方と考え方』は、国語を学習する上で必要な7つの要素を指しています。…(中略)…国語が苦手な子は、この7つを身につけることによって苦手を克服していきましょう。
1.いい加減戦略
2.バイキング戦略
3.主観戦略
4.構造化思考
5.仮説思考
6.相似思考
7.野党思考
同上
考え方のフレームワークとか、テストを受ける受けでのテクニック、とかですね。
「国語という教科」への取組みとしては、悪くない。
そもそも、記事の冒頭に「明確な答えがあるわけではない国語の文章題」との記載がありますが、(真の国語力(?)とは別物の)「おテスト」ですから答えは明確にあるわけでして、だからこそ、筆者の仰る類の「フレームワークやテクニック」はおおいに役立つと思います。