2022年6月8日 くもり。
こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。
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文春が、深海魚について語っていますよ(元記事は→コチラ)
深海魚と一括りにするのは、センスがない
受験業界の用語で「深海魚」というものがある。進学校で勉強についていけず、深海に漂うような成績に低迷してしまう生徒を指す言葉だ。
文春オンライン
父はかつて進学校で深海魚だったので、感想を申し上げておきますと、
深海魚にも色々あると思うのです。
つまり、
全力だしているのか否か
学校の試験以外に打ち込めることをみつけているかどうか
学校が楽しいか
などなど、いくつかの要素で区分けしてみないと、深海魚といっても色々だと思うのです。
爆走する資質はある
ハードルの高い中学入試をクリアしてきた生徒たちは、現状の成績が不振でも、勉強に向いている資質を持っているはずだ。そういう子たちがどうしたら深海から海面に浮かんでこられるのか。それを考えることが学校にも塾にも求められているように思える。
同上
「勉強に向いている」という表現が最適かどうかはさておき、
スイッチさえ入れば、文字通り「あっっっという間に、ごぼう抜き」しますよ。超進学校の深海魚たちは。
だから、周りの大人は、(しんどいかもしれませんけど)じっと見守ってあげたらいいと思います。むりやり勉強させたって効率も悪いですし、スイッチが入れば(周りは無関係に)爆走しますので大丈夫です。
ですから、「そういう子たちがどうしたら深海から海面に浮かんでこられるのか。それを考えることが学校にも塾にも求められている」という点は、全く同意できません。学校や塾にお膳立てしてもらっても、見え透いているので、全然スイッチなんて入りません。大丈夫、必要な時に、スイッチは必ず入りますし、大人の想像なんてはるかに超えて結果も残していくはずです。
周りをみてて、そう思いましたよ。
・・・
しかも、
学校の試験以外に楽しいことをみつけているのなら、なおさら人生が豊かで素晴らしいじゃないですか(深海魚、上等!)。大学受験なんて、さほどハードルは高くなくて、成績があがらない人の大半は単に「勉強してない(or圧倒的に足りない)か、方向性が間違えているだけ」です。