2022年3月31日 はれ。 桜がとても綺麗です。
こんにちは、「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。
早いもので、2021年度も終わりますね。
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さて、今日は公立小学校の英語教育についてです。やれやれな状況みたいですね。
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英語嫌いな小学生が急増中
小学5年生の娘をもつ母です。先日、子どもが「学校の英語がわからないし、聞き取れないくて辛い」と泣いて訴えてきました。3、4年生に比べて、英語の内容が格段に難しくなったようです。5年生の英語の教科書を見ていみたら「I want to go to Kyoto.」「It’s in the box.」など、私が中学1年生で習ったような内容で正直びっくりしました。文法も習っていないのに、特に説明もなく英語の授業が進んでいるようです。すっかり英語に苦手意識を持ってしまっているのですが、今後どのように導いたら良いでしょうか?
Yahoo!ニュース/CHANTO WEB(誤字っぽい部分もそのまま引用しました)(元記事は→コチラ)
父は、英語を好きになったことはただの一度もありませんが、少なくとも大学入試などでは(控えめに言っても)かなりの好成績だったので、
父から申し上げられることは「苦手だろうが嫌いだろうが、必ず短期間で上達できるので、大丈夫! 是非ともめげずに努力し続けてみてください。」ということです、とエールを送りたいなあ、
と思っておりましたら、
なんと! 記事を読み進めますと、事はさほど単純なものではなさそうなのです。
量もタイミングも、設計ミス
実は今、新たに始まった小学校の英語教育は、大きな問題になっています。英語教育に携わる多くの方が困っていて、高校受験が主体の塾関係者も「中学の入学段階ですでに英語アレルギーになっていて、つまずいている子が多い」と口を揃えて言います。英語に抵抗感を持った状態なのに、小学校である程度は履修済みとして続きの内容を進めようとするので、中学校でもっと英語が嫌いになり、わからなくなってしまう子がものすごく増えています。…(中略)…しかし、問題は勉強量だけではありません。「小学生と中学生では脳の成長のタイミングが大きく異なる」ということを考慮しない設計になっているのです。人の脳は、小学4年生以降、ようやく抽象的な論理や理屈が少しずつ理解できるようになっていきます。だから英語も、文法理解での学習法は小学校高学年段階ではまだハードルが高く、中学生になったぐらいでようやく文法を受け入れられるようになるわけです。…(中略)…現状、こうした成長段階に合わせた教え方が考慮されておらず、これまでの中学の英語をそのまま小学生に押しつけているだけというのが大半の公立小学校での実態です。国家的な課題として英語を強化するのはよいのですが、これは完全に設計ミス。あまりに子どものことをわかっていません。…(中略)…いずれ文部科学省も今の英語教育を修正せざるをえなくなると思いますが、当分は抜本的な改善は見込めません。今の小学生は、設計ミスの被害者です。かといって、学校にも期待できません。小学校の先生自体が困っているというだけでなく、多くの自治体で小中の連携に課題があり、小学校での学習は身についている前提で授業を始める中学校の先生が多いからです。そのため、お子さんの英語の悩みについては家庭や塾で立て直しをするしか方法はありません。
同上
うーむ。もし本当なら、かなり深刻ですね。
「家庭で」と言ったってすべての家庭で完全に対応できるわけでもなく。
塾に「行くこと」は悪いことではないと思いますが、
塾に「行かざるを得ない状況を学校教育が作り出すこと」は大いに疑問です。
やれやれ。
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