2024年5月10日 はれ
こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。
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「『なぜ共働き家庭がSAPIXを選択するのか』の疑問」(元記事は→こちら)
合格実績に惑わされてはいけない
現在、中学受験の主流は共働き家庭で、大手塾も共働き家庭をターゲットにしており、自習室完備でいつでも質問ができ、塾の中で学習が完結するようになっている。塾で学習の7割をやって、3割が宿題、つまり自宅での勉強となる。親はこれをやるように見張っていればいい。
一方、SAPIXでは塾での学習が3割で、自宅での学習が7割といわれる。単純に宿題の量が多いというわけではない。他塾は授業中に生徒が自力で問題を解けるところまで仕上げるから生徒は帰宅後、ひとりで宿題できる。一方でSAPIXは授業では導入(とっかかり)しかやらず、子どもは宿題をひとりでやれない場合は、親が教えたり、コーチングをしたりする必要が出てくるケースが多い。自習室もなく、質問も授業のあとにしかできない。そのため、SAPIXは「親が大変だ」といわれる。…(中略)…
A子さんが勉強を見ようとしたが、中学受験の内容も忘れてしまっているし、娘の3歳下に息子もいるから、時間がない。
そこで、SAPIXのテキストの内容を解説する動画サービスを申しこんだ。SAPIXが運営しているのではなく他の業者がやっているが、夫の同級生夫婦から教えてもらったものなので安心感があった。これを活用して、息子がSAPIXから麻布に合格したとのことだ。
解説動画を導入したが、目を離すと娘はタブレットでYouTubeのゲーム実況を見てしまう。…(中略)…
結局、第1志望の学習院女子は不合格で、第2志望の四谷大塚偏差値55の進学校に入学した。
同上
いかに自走してもらうか、それを考えてみたいなと思う今日この頃です。