希学園(首都圏)は、濃い。

2022年9月18日   あめ

こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」のです。

さて。

前田卓郎先生は希学園の理事長です

昨日の記事(→コチラ)で登場していただいた前田卓郎先生(アイキャッチ画像参照)。

昭和な感じが、くせになりそうです笑。やはり傑物はパンチ力が違います。

さて、前田先生が理事長をしている希学園は、首都圏にも進出しているらしく。

そこんとこ、まとめてみました。

関西での実力

希学園は関西ではかなり有名で、

例えば灘ですと、

合格者数でいえば、浜、馬渕に次いで3位ですが、

合格率でいえばトップ(58%)です。

首都圏での実力

首都圏ではわりとまだマイナーのようですが、

例えば、開成・麻布・筑駒・桜蔭ですと、

合格人数はサピックスよりかなり少ないのですが、

合格率はいずれも1ポイント程度サピックスよりも高いようです。

また、週刊ダイヤモンドによると、希学園首都圏の「合格者平均偏差値」は59で、サピックス59と並んでトップグループの一角でした(ちなみに、早稲田アカデミーは54、日能研は51)。

あと、熊野先生が、おすすめの模試として、サピックス(「問題の質や難易度も適正」)と並んで希学園(「問題の難易度が入試本番に近い」)を推していらっしゃいました。

なぜマイナーなのか

希首都圏は、合格率は良いけど、合格者数は少ない。

その秘密は、受講生の数にあります。

サピックスは約6000人。希首都圏は約150人。40倍の開きがあります。

では、なぜ希首都圏はかくもマイナーなのか!?

理由は3つあると思います。

理由①:首都圏の親達は、しゅっとしてる

一つは、「鉢巻まいて、昭和的なノリで、ゴリゴリやってる感じ」が、しゅっとしてる東京付近の親御さんには不人気なのかなと思います。

名前からして、「希学園」と「SAPIX」、どっちがスマートっぽいかって話になったら、そらもう、あれです笑。

あとは、寄らば大樹の陰的な、大都会東京に吸い寄せられる感じだと、

やはりシェアトップのサピックスは魅力的に映るのだと思います。

理由②:拘束時間が長め

もう一つは、希学園は拘束時間が長そうなことです。

6年生の基幹授業でサピックスと比較してみます(その他、志望校別特訓的なものがあるかとは思いますが。)。

・サピックス:平常授業(平日4時間×週2回)=8時間

・希首都圏:ベーシック(平日3時間10分×週4回)=12時間40分

加えて、希首都圏には、授業後の「自習」(講師が寄り添ってくれるらしい)というものが2時間設定されています。6年生ともなると、22時過ぎにもなるらしいです。

なるほど、たしかに希首都圏の授業回数と時間は、少なくとも「親的」に「きつそうに映る」と思います。

とはいえ、まるっと抱えてくれて面倒見がいいことの裏返しなのかもしれません。親子だとギクシャクするようなところも解決してくれたりするのでしょうから。

理由③:適正規模を守る

これを機に、黒田耕平・希学園学園長の著書をざっと拝見しました。

その内扉には、

大森秀治・前灘中学校教頭からの「教育には適正な規模がある」という言葉が載っていて、

さらに、大森氏からの寄稿文には次のようなやりとりが掲載されていました。

私は黒田さんに次のような話をした。

「灘校は世間的には日本で一番評価の高い学校で、入学希望者も数多い。だからと言って、これ以上規模を大きすることは絶対にない。規模を大きくすれば、灘校を灘校たらしめている学年団システムが維持できなくなり、灘校が灘校でなくなるからだ。…(中略)…希学園は、拡大路線を取る他塾と一線を画し、日本で一番有名な中小塾を目指したらどうですか?」と。

黒田さんは、この話に共感してくれたようで、その後の塾の運営に活かして下さったように私は思っている。

同書

なるほど。

そもそも、サピックスや浜学園のような拡大を、希学園自身が望んでいないということなのかもしれません。

まとめ①:サピックスも希首都圏も、どちらも素晴らしい

たしかに、児童の適正睡眠時間を考えると、22時過ぎまでの自習時間が常態化しているのだとしたら企業の姿勢として改善の余地がかなりあると思います。(遠い人だと、帰宅はほぼ午前様ですよね?)

しかし、その点さえ改善されるのなら、希首都圏は魅力的な塾だと感じました。

なぜなら、

もしサピックス以外にも個別指導やら家庭教師やらを付けるのが流行っているのだとしたら、むしろそれを含めた時間(や費用)と比べれば、希首都圏が特別長い(高い)というわけでもなさそうで、組合せを自由にチョイスしていくサピックスか、オールインワンの希首都圏か、という程度の違いにすぎないと思われるからです。

そして、あれだけ大規模なのに一定の合格率を失わないサピックスもすごいですし、少数精鋭の丸抱えでチームとして毎年結果を残していく希首都圏もすごいし、おそらくカリキュラムそのもののは両方とも十分のものが提供されていて、あとは本人の相性次第といったところのような気がしました。

まとめ②:希首都圏は、濃いよね

しかし、実際には、サピックスの数字のボリュームの魅力、つまり「何百人も受かる塾に入れば、うちの子も合格するんじゃないかしら?」という幻想に負けてしまう人は多いのだと思います。そんなことは決してないのに。

また、希首都圏自身も、拡大路線を良しとしていない様子で、ニッチなところを狙っているのでしょうから、余計に「シェア拡大策」は打ってこないと思われ、結局サピックスと対決していくわけではないのでしょう。

そんなこんなで、

受験生としては、特段の事情がなければサピックスを選んでいただいて、しかし、次の項目に3つ以上当てはまるのなら、希首都圏を選ばれるとよいでしょう。全体的に濃いです。あ、父は、嫌いじゃないです笑、5個あてはまりました!(6年生の自習時間の終わり時間の改善がないと、ちょっとアレですけど)

□昭和が好き

□WindowsよりMacintosh(apple)が好き

□手厚くサポートしてほしい

□大切なのはシェアより個性

□自習を早めに切り上げることができる

□前田卓郎が好き

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