news review|渋渋、躍進の秘密

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2023年3月15日 はれ

こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」のです。

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「近年は、男女の『御三家』と言われる名門中に受かる実力がありながら、渋幕、渋渋を選ぶケースが珍しくない」(元記事は→こちら)。

その秘密に迫る

大学卒業後も見据え、先進性と国際性を重視

「自調自考」「国際人としての資質」「高い倫理感」の三つの教育理念を掲げる。明るく自由な雰囲気や海外からの帰国生を積極的に受け入れてきた…(中略)…渋渋はやはり都会的で、帰国生の人数も多めだ。男子の受験者数が全体では女子を上回るようになり、生徒数も男女がほぼ同数とはいえ、女子生徒が元気な印象は強い。進学塾などによると、渋谷教育学園を志望する子の保護者はグローバルな感覚を身につけさせたいという意識が強く、渋渋でその傾向はより顕著だという。特に中学受験に関心を持つ父親が、各校の教育内容を比較検討し、大学卒業後も見据えて社会の変化に対応できる先進性や国際性を重視するケースが多いようだ。

同上

大学入学を目標にしないところが、素晴らしいですね。

トップの方針とメンバーの主体性

今も両校で年間計60回行っている「校長講話」(現・学園長講話)で田村氏は、古今東西の歴史や哲学、科学の発展などを題材に、「自分で決められる自由」な社会を人類がいかに獲得してきたかを熱く語る。生徒が選んだテーマで1万字程度の「自調自考論文」を書く取り組みは、近年文部科学省が推進する探究学習にも重なり、今や全国の公私立高校に類似の活動が広がりつつある。

同上

こりゃ、組織論としても見習いたいですね。

人気校になるのも、納得です。

”超”進学校化

23年度の入試結果をみると、東大合格者は渋幕が74人。渋渋は40人だが、1学年の生徒数が約200人と比較的小規模なことを踏まえると、全国的にも高い合格率だ。両校は米国のアイビーリーグなど海外の名門大学にも合格者を出しており、東大を蹴って海外の大学に進むという選択も相次ぐ。こうした「超進学校」化の流れはさらに加速していく可能性がある。

同上

そもそも東大を目標にしていなさげなところが、いいですね。

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