2023年1月22日 はれ
こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。
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「今回はわが子の中学受験を考えはじめた方向けに、何からすればいいか、具体的な行動をご紹介します」(元記事は→こちら)
①中学受験がテーマの『二月の勝者』や『翼の翼』などを読む
『二月の勝者』を読んで、もっと保護者としてどういう心構えが必要なのかと気になったら、『翼の翼』(朝比奈あすか/光文社)という小説や、『勇者たちの中学受験』(おおたとしまさ/大和書房)もおすすめします。
こちらを読むことにより「周りがみんな中学受験をするからうちの子も、なんて安易に受験を考えない方がいいのかもしれない……」と、気持ちが変わるかもしれません。
同上
ほかにも、「金の角持つ子どもたち」や「きみの鐘が鳴る」という小説もおすすめです。
ちなみに、「二月の勝者」の次巻の発売日は2月7日です。
②「過去問」を確認する
まだ実際の問題を見たことがないという方は、ぜひ過去問を探してみましょう。過去問を入手したら、どの学校のどの科目でもいいのでとりあえず見てみてください。「これを12歳で解くの?」と驚くはずです。…(中略)…
中学受験をするということは、学校の授業内容をはるかに超える勉強をして、毎週、点数が出て、塾生の中でランク付けされるということです。中学入試の過去問題を見ておくことで、わが子をあと数年でこういう問題を解けるようになる道に進ませるのだということを、実感しておきましょう。
同上
始める前に、どこの学校の過去問でもいいから、絶対にみたほうがいい(時間が許せば、解いてみると楽しい)と思います。
父は、ちょっと感動しましたよ。
③小6は年間200万円の覚悟を! かかる費用を計算しておく
お金をかければ中学受験で合格できるというものではありませんが、お金をかければそれだけ成績アップする環境を用意できる確率は高まるし、お金に余裕がなければ、そもそも中学受験の土俵に上がれません。
一般的にどれくらいお金がかかるか、ざっくりとしたイメージをお伝えします。中学受験指導塾にかかる費用は、まず月謝が学年×1万円ほどです。学年が上がるほど、授業日数が増えます。さらに塾にはオプション講座があります。小6の1年間は、塾に200万円は払うことになる、と覚悟しておくといいでしょう。
それだけではありません。塾に通いながら、個別指導塾や家庭教師を併用することも少なくありません。その場合、さらにもう100万円は上乗せされると考えておきましょう。
同上
人件費のことを考えたら、まあ、ぼったくりではないと思います。
④YouTubeが情報収集に便利、夫婦で中学受験の考え方を話し合う
今はYouTubeから手軽に無料でたくさんの受験情報が手に入ります。中学受験専門塾伸学会の菊池洋匡氏による「【中学受験に向けた子育てch】」や、現役進学塾講師・家庭教師のユウシン氏とその同級生で東京大学工学部在籍中のヒロクマ氏が手掛ける「ホンネで中学受験」のYouTubeでは、中学受験における知識が広く頭に入るかと思いますので、ぜひ情報収集に役立ててください。
同上
菊池氏のチャンネルは、いろいろな切り口があるようなので、とりあえず”興味をもてるテーマ”から見てもいいかもしれませんね。
ユウシン氏のチャンネルは、”塾紹介の動画”が面白かったですね(他の企画は、なんだか商業的な香りがプンプンするものもあって、父は若干ひいてしまいました笑)。
⑤中学受験を始めると同時に「撤退基準」も決めておく
「こういう状態になったら中学受験をやめる」という、受験の撤退基準を家族で話し合って、決めておきましょう。中学受験は始めたら最後、成績が上がらなくても、下がり続けても、やめるにやめられない状態になっていくからです。…(中略)…
あらかじめ、
・受験勉強を楽しめなくなったら
・確認テストの点数が半分以下の状態が1カ月続いたら
・3カ月以内に成績が全く上がらなかったら
・志望校合格の可能性が全くなくなったら
・体に異変が表れ始めたら
などの撤退基準を、中学受験の道に足を踏み入れる前に決めておきましょう。
同上
これ、大事ですね。肝に銘じたいと思います。
似たようなことですが、
「うまくいかなかった場合」のことも沢山考えておくといいように思います。