news review|中受にむけた、低学年用国語対策

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2022年9月15日 はれ

こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」のです。

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南雲ゆりか先生(元四谷大塚進学教室国語科専任講師。「桜蔭特別コース」で指導にあたり、女子最難関といわれる桜蔭中学校合格率8割をたたき出す。(南雲国語教室プロフィールより引用))が、「低学年での国語の勉強法」を伝授してくださっています(元記事(adua)は→コチラ)。

難しめの長い文書を楽々と読みこなせ! 話はそれからだ。

中学受験の成否を決めるのは、難しめの長い文章を楽々と読みこなす力です。国語が苦手な子は、問題を解く以前に素材文を読む段階でつまずいています。ですから、実学年よりも上のレベルの長文を読めるようにしておくことが最優先課題です。加えて、他者に伝わるように話したり書いたりできるように、表現する機会をできるだけ多く設けてください。こうした取り組みができていることを前提に、副次的な学習として問題演習を取り入れるとよいでしょう。…(中略)…

「読む力」「書く力」を下支えするのが語彙(ごい)力です。低学年なら、語句の知識や漢字のドリル演習から始めるとよいでしょう。キャラクターものなど、子どもが楽しめそうな教材がいろいろ市販されています。…(中略)…

文を書く経験が足りないようであれば、ワークやドリルで補いましょう。「書く力」「作文力」といったタイトルのついた、文の書き方を学べる教材を使います。

低学年向けの読解問題集の中には易しすぎるものがあるので注意が必要です。…(中略)…中学入試対策としての読解教材を選ぶなら次のようなことをチェックしてみてください。 素材文に漢字が適切に使われている…(中略)…選択肢問題のレベルが高い…(中略)…問題の条件が明示されている…(中略)…6~7割くらい得点できる…(中略)…ただし、解いた後のフォローを親がしてあげることが必須です。問題演習は解いてからが本番です。解いた時間よりもさらに長い時間をかけて、素材文を精読し、解法を確認することで学力が伸びます。 単なる答え合わせにならないよう、次のようなことをしてみてください。

①どんなことが書いてあったか、簡単に説明させる
②数行ずつ音読させる
③読んだところについて次のようなことを確認する
 ・主語にあたるもの
 ・指示語の指す内容
 ・難しい語句の意味
 ・心情
④読んだ範囲で解ける問題があれば答えと解き方を確認する
 ・正解したもの=どう考えたかを説明させる
 ・まちがえたもの=ヒントを与えながら考えさせて直しをする
⑤②~④を繰り返しながら最後まで学習する

同上

「実学年より上のレベルの長文を読む→語句・漢字のドリル→作文のワークやドリル→易しすぎない読解問題集」という骨子ですね。

南雲先生の趣旨を踏まえた本を並べてみると、↓こんな感じでしょうか

①キャラ系語句ドリル

②キャラ系漢字ドリル

③「書く力」「作文力」ドリル

④易しすぎない読解問題集

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