2022年6月9日 くもり のち あめ。
こんにちは。「2ひきのねこ(長女と長男)」の父です。
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名古屋芸術大教授の大内孝夫さんが「ピアノには、じつは驚くほどの教育効果がある」と仰ってます(元記事→コチラ)。
習い事ランキングで、ピアノは年々凋落しているらしいのですが(参考記事は→コチラ)、もったいないですね。
ピアノの教育効果
① 脳にいい影響を与える?
EduA
② 非認知能力が鍛えられる?
③ 「真摯(しんし)さ」が身に付く?
ほほう、素晴らしいですね。
順にみていきましょう。
①脳への良い影響
次に脳の「性能」の向上を示す具体的な研究成果です。
ピアノや別の楽器演奏、歌について、次のようなものがあります。紙数の制約上、詳しくご紹介できませんので、ご興味のある方は拙著『「ピアノ習ってます」は武器になる』(音楽之友社)をご覧ください。① ピアノを習うと脳細胞が増える(米・ハーバード大学研究グループ)
② 音楽がIQ(知能指数)を高める(カナダ・トロント大学シュレンバーグ教授)
③ 楽器の演奏が英語と理数系科目の成績を上げる(カナダ・ブリティッシュコロンビア大学)
④ 音楽で文章読解力が身に付く(フランス・エクス・マルセイユ大学ベッソン博士)
⑤ 楽器練習は集中力を高める(米・バーモント大学ハジアク教授)
EduA
なんだかすごいことになっているじゃないですか。
うーむ、たしかに、ピアノを習っている(習っていた)という同級生は多かったイメージです。
そして大学のときも、学内某所に(誰でも弾ける)ピアノが置いてあって、
弾いてる人がたくさんいたなあ。
②非認知能力
これまで「認知能力」は受験の得点源になるため重視されてきました。しかし、社会に出て本当に必要な能力は、むしろ非認知能力です。それは就活で面接(大半が非認知能力を試す試験です)が重視されていることからもわかります。親御さんの、勉強ができて「いい学校」に合格させたい、との気持ちは今も昔も変わりませんが、「いい学校」を出ても社会人として、いわゆる「仕事ができるヤツ」になるとは限らないのも、実はちっとも変わっていません。
EduA
非認知能力、めちゃめちゃ大事ですよね。
↓この本は、内容もわりと易しく、どのページからでも実践できて、長女は勝手に楽しんでいます。
③真摯さ
最後はピアノが教えてくれる、人の上に立つ人間にとって最も大切な資質についてです。「真摯さ」…(中略)…「経営学の父」といわれるP.ドラッカー…(中略)…の代表作「マネジメント」の内容をまとめると、「公正な判断基準を有する高い倫理観」と「これが最高という限界がない、より高度な崇高さを追い求める力」を兼ね備えた資質といったところでしょうか。
EduA
お~。
なんか、ピアノを習わないという選択肢はもうないんじゃないかって思えてきたのは、気のせいでしょうか。